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読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №14 [ことだま五七五]

              読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆4月5日と12日放送分

                             川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2017年4月5日放送分の内容です。

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                        相模原の桜も五分咲き

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                 急に薄着に……すっかり春めいてきた相模原
 
「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281
4月5日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/4UDdv1YXagk
  
【質問コーナー】
川柳と俳句の違いはなんとなくわかります。俳句は季語ですね。
ところで、作成していると標語みたいになるのはなぜですか?
たとえば、「手を挙げて横断歩道渡ります」とか、「左右見て安全確保渡ります」みたいになります。
頭が神州一みこちゃんになります。やはりヒネリが足りないのですか?
違いは何ですか?教えてください。(ラジゴさん)
回答の音源はこちら……https://youtu.be/4UDdv1YXagk

【今週の一句】144句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・ライバルの罵声で息を吹き返す(離らっくす)
・花見酒相席たのむ雪見酒(外科系)
・金子とはいつの事かな時代劇(ラジゴ)
・ラジ川は覚せい剤にさも似たり(でんでん虫) (添削例)ラジ川はエビセンよりもクセになり

☆タケシのヒント!
「でんでん虫さんから質問を頂きました。『1回もしくは、1週間に投稿できる句に数の制限はありますか?』というもの。制限はありません。どんどんお寄せください。その句の中から、私がどの句を選ぶか。それが勉強になります。続けると、自分の中に『客観的な眼』が生まれます。選句眼が磨かれますよ。」

・補聴器を付けて聴きたいニュースなし(アカエタカ)
・楽しいが苦しいになりまた楽し(かたつむり)

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                      かたつむりさんの今朝のファクス

・綺麗だね褒めた桜が舞って見せ(キャサリン)
・精霊石今や安くて御倉入り(初投稿=北谷匠)
・国民がタイホタイホとさけぶ国(東海島田宿)
・忖度(すんど)とか読んでいそうな安倍首相(秦野てっちゃん)
・女房が留守だと空も広くなる(やんちゃん)
・鍋焦がすくらいでそんな声出すな(光ターン)
・良い子にはソンタクロースやってくる(りっちーZ)
・国民に向けて忖度したらどう?(司会者=あさひろ)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週も多くの投稿ありがとうございました。教えて師匠!のコーナー勉強になりますね。標語と川柳の違い。正論・ご説ごもっともは標語。そこに批判や毒をまぶすと川柳に。今週もボツの壺には傑作が。『自分でもボツと思う句ばかり出来』(六文銭)解りますね~!」

・師走より親を走らす新入学(入り江わに)
・スーパーの活気吸い取るセルフレジ(不美子)
・好き好き好き今なら言えるクラス会(どんぶらこ)
・人生の今が極楽花を追う(アキちゃん)
・ほめ言葉なんとか探す甲子園(龍龍龍)
・この陽気恋をしたくなりますね(恵庭弘) (添削例)この陽気恋でもしたくなりますね
・春だから国会もよう籠かすみ(アンリ)
・春休み少女階段二段跳び(けんけん)
・外に向けホラを吹いては内を向く(グランパ)
・お若いと言われた時点で若くない(のりりん) (添削例)お若いと言われなかった若い頃
・還暦を過ぎても消せぬ亡母(はは)のTEL(北の夢)
・生け花で枝いさぎよく切った女医(夢見夢子)
・爪を切る赤ちゃんがいて春のこと(平谷妙子)
・桃佳ロス作句投句のモチベロス(パリっ子)
・ネット見ず当選の夢もう一晩(ユリコ) (添削例)ネット見ず当選の夢もう一夜
・何処見てる花を観るよりネタ捜し(わんわん)
・住み込みで癒しますよと庭にノラ(はる)
・山の神神も引退するのかな(鵜野森マコピィ) (添削例)神様も引退をする山の神

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                     鵜野森マコピィさんの今朝のファクス

・一億円どうするのかなボブディラン(フーマー)
・あんパンの立場どうなる文科省(かぎかっこ)
・空爆に住む家もなく穴を掘る(ただのおやじ)

本日の秀逸!・忖度(すんど)とか読んでいそうな安倍首相(秦野てっちゃん)
2席・良い子にはソンタクロースやってくる(りっちーZ)
3席 ・スーパーの活気吸い取るセルフレジ(不美子)

【お知らせ】
先週もお知らせしましたが、この4月8日(土)16時からから、毎日新聞の毎日文化センターで「笑って上達!仲畑流万能川柳句会」という講座、というか句会が始まります。
これまで21年「実践!万能川柳」という講座を行ってきたのですが、4月からは月1回、第2土曜日16時からの「句会」にリニューアルします!!

「万能川柳を趣味にしたい」「一度載ってみたい」「スランプを克服したい」……
そんなアナタ、安心して句会の輪の中にとびこんできてください。
今回はリニューアルということで、初めての方がけっこう多くなりそうです。
初めての方でもなじめる、アットホームな雰囲気の中、「アハハ」「ウフフ」と笑い合ううちに、しぜんと作句力が鍛えられます。
句会こそが、川柳上達の早道です!                                                        「笑って上達!仲畑流万能川柳句会」のお問い合わせは、毎日文化センター(03・3213・4768)まで、どうぞ!

【放送後記】
投稿句数も投稿者もどんどん増えてきてうれしい限りなのですが、今朝は本当に困ってしまいました。
いつもだいたい7時半前にスタジオ入りして、1時間半をかけて皆さんの投句をチェックします。
たいていは余裕があるのですが、今朝は秀逸を決定したのが、生放送の10分前!!
もうギリギリまで悩みに悩み抜きました!!
再放送を聞いたら、明らかに疲れてましたね、私の声(苦笑)。
本当に、選者冥利に尽きます!!
来週もまた、私を悩ます、鋭い秀作の数々お待ちしています!!
タケシ拝

◆4月12日放送分です。

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                      満開の桜を見ながらスタジオ入り

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句集「あの日もこの日」を出したドド子さんの行きつけの釜石ラーメン「こんとき」のカップめんを持って

4月12日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/W9c0HESS57k

【名句紹介】
フィギュアスケートの浅田真央選手の引退を受けて、 浅田真央さんを詠んだ名句を紹介。
音源はこちら……https://youtu.be/W9c0HESS57k

【今週の一句 178句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・散華とか言う日来るなと散るサクラ(雷作)
・空爆で生死さまよう化学式(外科系)
・オーナーの趣味押し付けるBGM(光ターン)
・来た道を戻らぬように通せんぼ(グランパ)
・どの国も歪んだメガネで見る歴史(入り江わに) (添削例)どの国も歪むメガネで見る歴史
・左利き左の端が指定席(あまでうす)
・指し勝ちてAI無言・人無言(鈴木紘一)
・原発で光る東芝あり地獄(ラジゴ)
・スーパーで焼き芋君にバイバイを(わんわん)
・逆風に負けずに泳ぐ鯉のぼり(やんちゃん)
・人柄がラジオネームに見てとれる(でんでん虫)
・共通の敵がいるので仲がよい(荻笑)
・容疑より容姿が目立つ詐欺事件(離らっくす)
・結局は自己判断で持った傘(アキちゃん)
・桜咲き竹中夫妻笑み満開(ポテコ)
・悲しみをこらえ高速飛ばす友(かたつむり)

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                     今朝のかたつむりさんのファクス

・もういない春はそこまで来てるのに(名人けんけん)
・都合よく教育勅語つまみ食い(東海島田宿)
・兵器はね化学も何も全てダメ(鵜野森マコピィ)
・ランドセル似合う頃には傷だらけ(アンリ)
・恐いけどたまに可愛い妻と居る(どんぶらこ)
・苦しいと言ってるうちはまだ余裕(恵庭弘)
・席替えで一喜一憂淡い恋(北の夢)
・五輪の次は万博かいな(夢見夢子)
・万博はパリを応援しています(りっちーZ)
・息吸って一気にファスナー上げる服(のりりん) (添削例)息吸ってファスナー上げるテクニック

☆タケシのヒント!
「いつも楽しい句を送ってくださる、のりりんさんです。原句のままでも十分面白いのですが、中八の字余り(五七五の七が八になる)が気になりました。「一気にファスナー上げる」という内容ですから、ここは中七にこだわって、キレやスピード感を演出したいところです。」

・見渡せば桜しかない春爛漫(パリっ子)
・あっちにも月が落ちてる水たまり(ユリコ)
・寂しいがミサイルよりは良いニュース(六文銭)
・報道をしない自由も取るメディア(クッピー)
・お母さんポテトチップを買い占る(フーマー)
・辛い顔見せず桜を愛でる城(不美子)
・政治から離れて食べたいパンも和菓子も(司会者=あさひろ)                                           (添削例)パンも和菓子も政治はなれて

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週は政治・歴史観から真央ちゃん引退と幅広いジャンルからの題材有。師匠の添削=語順を変える、字数を整えるなどちょっとの手直しで劇的変化。ボツのツボ=いつまでも好きな男はちゃん付けで(平谷妙子)若い時はクン付けで、年取ってからはちゃん付けで呼ばれると確かに男は弱い!」

・夜桜の月を枕に寝てみたい(ただのおやじ)

本日の秀逸!・あっちにも月が落ちてる水たまり(ユリコ)
        ユリコさん、3回目の秀逸獲得で、2代目の名人位へ!!
2席・どの国も歪んだメガネで見る歴史(入り江わに)
3席 もういない春はそこまで来てるのに(名人けんけん)

【お知らせ】
毎日新聞、万能川柳のファン交流会
 「第22回万能川柳強運者の集い」が5月27日(土)午後4時~6時まで竹橋の毎日ホールで行われます。
「強運者の集いは」全国の万柳ファンが年に1回、一堂に集う会で、投句経験がなくても参加できます。
第1部は、年間賞受賞者の表彰式。
第2部は、選者の仲畑さんを囲んでの交流会で、全員で投句・選句を楽しむ「仲畑流大句会」も行います。今年のお題は「夢」です。

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                             昨年の模様
 
豪華な賞品がたくさん出ますよ!!
参加希望者は往復はがきに住所、氏名、電話番号、参加人数、「夢」をテーマの川柳1句を書き、〒100-8051
 毎日新聞万能川柳クラブ「集い」係までお申し込みください。
返信面には申込者の住所・氏名をご記入ください。
お問い合わせは、03・3212・2349、
あるいは、banryuu-club@mainichi.co.jp 万柳クラブ事務局までお願いします。
川柳を書かなくても参加できます。私に会いにぜひお越しください!
 
【放送後記】
秀逸3回で名人位、5回で大名人……という制度のラジオ万能川柳ですが、初代名人の「けんけん」さんに次いで、ついに2代目が誕生しました。ユリコさんです!!
ユリコさん、本当におめでとうございます!!パチパチパチ!!
ユリコさんには、エフエムさがみ特製のマグカップをお贈りします。                                    お茶をするたびに、エフエムさがみを、そしてラジ川を思い出してくださいね!!  タケシ拝

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                       水野タケシ(みずの・たけし)
             1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
    ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」http://ameblo.jp/takeshi-0719/


日めくり汀女俳句 №123 [ことだま五七五]

四月二十九日~四月三十日

                              俳句  中村汀女・文  中村一枝

四月二十九日

すみれ渡し部屋の温度にかかはれば
             『薔薇粧ふ』 童=春

 「無駄だ、不必要だ」と言われながらも未だに続いているのが結婚式の引出物。ほとんどが使われないまま、物入れの奥で時を経ている。葬儀では最近、一括して事業や施設に寄附したりもするが結婚式では余り聞かない。
 幸福のお裾分けという気持ちもわかる。私など、ウエディングケーキ、二、三片に会場の花でも添えたら充分と思うのだが、そうもいかないのが世の習いらしい。
 「私、三万円もはずんだのに、これじゃあ、みっともなくって」「何貰えるか、楽しみにしてたのにねえ」「お赤飯もねり切りも欲しかった」おばさん達の欲はつきない。

四月三十日

山の名はただ向山(むこやま)や麦青む
             『半生』 麦青む=春

 「近頃の新婚旅行事情ってあるのかなあ」
 長い間旅行社に勤めている友人に聞いてみた。
 「今迄とは違った形態とか、変わった行き先 ってないの?」
 「たまにはあるけど、今でも行く先はハワイが一番、それもね最近は家族ぐるみで行って向うでお式や披露あげちゃうのが多いわ」
 今のカップルは新婚旅行ではじめて愛を誓うなんて殆どいない。既に愛を交し合い時にはお腹に忍ばせていたりする。いわば新婚旅行は愛情の仕上げであり、総点検でもある。
 だから、最後のチェックに引っかかって成田離婚も又あるわけなのだ。

『日めくり汀女俳句』 邑書林


猿若句会秀句選 №71 [ことだま五七五]

猿若句会特選句集 71 (2017年3月11日)

                                   猿若句会会亭  中村 信

  池面より水かげろうや春障子   千田加代子

  青空へ貰はれてゆくしゃぼん玉   伊藤 理

  娑婆気の抜けたる同士目刺酒   丸本 武

  故郷へ春のいぶきを同封す   佐竹茂市郎

  古池や亀鳴く噂は嘘らしい   中村呆信

  白雲の流るる空の余寒かな   高橋 均

◆猿若句会三月例会の特選句集です。例によって一句だけの短評から始めます。
[短評]  [池面より水かげろうや春障子 加代子] この句を特選に選らんだ一人なのですが、短評するにあたって困りました。実は当日の合評会でも話題になったのです。「水かげろう」とは何なのでしょう。皆でいくつかの辞書にあたってみたのですが見当たりません。しかしここでは「水かげろうや」と、切字まで使われています。とりあえず句意はどう云うことなのだろうとなった結果。「池の表面より陽炎のようなものが立ち上っている、その揺らめきが四阿の春障子に映っている、春の一状景として感嘆して見た」これは作者を含めて納得したものでした。俳句としてみると、佳句であり了承です。しかし国語(日本語)としてみると「水かげろう」の単語が不明なので、解釈が成り立ちません。会員には国語学者もおりませんし、「水かげろう」を造語として認めて先に進みました。席題「池」での出句ですので推敲不足は否めません。いずれにしても作者・選者ともに深く検討してみたい句として保留になりました。
後日の調べですが、道路や野原だけでなく、水たまり等でおこる同様な現象も広意では「陽炎」であり、池面にゆらめくのはもちろん「かげろう」だけで良かったようです。とすると、また別の問題がおこります。推敲の結果、造語はせずに作意通りの句が出来たとすると、「陽炎」と「春障子」が季重りになってしまいます。造語の可否・是非の問題は、長くなりますので別の機会に譲ることにします。
 ◆句会での特選以外の秀作・佳作については中村信のホームページ《あ》[ http://saruwakakukai.web.fc2.com]をご覧ください。(ただし、該当欄が一時的に更新不能のため、同「掲示板」投稿欄にて代替しています)


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №13 [ことだま五七五]

          読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆3月15日と22日、29日放送分

                             川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳、2017年3月15日放送分の内容です。

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           AD桃佳さん、本日は就活でお休み。今朝も二人の自撮り写真
 
「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281
3月15日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/S1hH3bCyqsc

【リポート】
3月12日(日)に「ユニコムプラザさがみはら」で行ったタウンニュース「タケシの万能川柳」の集いの報告をしました。

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                        年間大賞の、離らっくすさん 

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                         特別賞の、中村春太さん
音源はこちら……https://youtu.be/S1hH3bCyqsc

【今週の一句】156句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・人生はまだ卒業という序曲(離らっくす)
・バット振りまぐれ当たりの音がなる(ラジゴ)
・辛口の生酒疲れ吹き飛ばす(京のみっちゃん)
・しゃべるほど教育者とは思えんね(光ターン)
・学園のマドンナ役は昭恵さん(外科系)
・見るつもりなかった妻の空財布(やんちゃん)
・川柳のネタが減りそな子の自立(入り江わに)
・幼い手祖父の手もある手巻き鮨(アキちゃん)
・指折りも利き手でないとなんかヘン(あまでうす)
・役者より演技力いるサラリーマン(グランパ)
・弱音はく助け求めるがんばらない(荻笑)
・事故起こるころはこの世にいぬ町長(龍龍龍)
・ここいらが辞め時かもね安倍総理(りっちーZ)
・こうなると知ってた様な青い月(名人=けんけん)
・誰も手を出さぬお寿司が二巡する(初投稿=でんでん虫)
・大笑い一人ですると犬が見る(平谷妙子)
・おかしいと思わぬことがおかしい世(北の夢)
・長グツのバチが当たった政務官(東海島田宿)
・川柳のネタにするのもバカらしい(六文銭)
・韓国は時代劇でも見てるよう(夢見夢子)
・とりあえず否定しちゃえという答弁(喜術師)
・子をいじめ捨てる教育委員会(どんぶらこ)
・合格を喜ぶ陰で金工面(つや姫)
・小包の宛名に母の老い見つけ(ユリコ)

☆タケシのヒント!
「あさひろさんも実体験を語られていましたが、両親の老いを見つける、というのは多くの人が経験することですね。まさに実感と共感の句です。しかも巧みに省略されていますので、読み手の想像力を刺激します。読み手が参加できる句なのです」

・「うめえなぁ」「おいしい」よりも美味しそう(不美子)
・一〇〇〇人もお付きの人居て何するの?(のりりん)
・言わないで後悔するより言っちゃいな(恵庭 弘)
・おださがのさくら祭りで呻吟し(司会=あさひろ)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「お知らせ漏れ!「おださが桜祭り川柳コンテスト」今日が〆切です。どうぞお急ぎ下さい。お題は「おださが」か「さくら」で。ラジ川と違ってこちらは入選作に商品券などの賞品が出ます。25日の桜祭り会場でタケシ師匠とあさひろ対談も。15:20頃から。会場でお会いしましょう!!」

・侍J熱闘・死闘・終電車(鵜野森マコピィ)

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                          マコピィさんの今朝のファクス                                  ・嘘つけと教育勅語書いてない(雷作)
・六年が過ぎて復興なお遠し(フーマー)
・黙とうをしてたら見えて来たお顔(緑区かたつむり)

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                         かたつむりさんの今朝のファクス
・勝つしかないファン見て思う小久保さん(クッピー)
・我慢しろ花粉暴走正念場(東林間ひろぴぃ)
・手を握り優しい嘘をついて寝る(ただのおやじ)

本日の秀逸!・小包の宛名に母の老い見つけ(ユリコ)
2席 ・黙とうをしてたら見えて来たお顔(緑区かたつむり)
3席  ・役者より演技力いるサラリーマン(グランパ)

【お知らせ】
番組でも再三お知らせしていた「おださがさくら祭り川柳コンテスト」、いよいよ本日、締切日を迎えました!!
アノ東海大相模高校の最寄り駅でもあり、侍ジャパンのエース菅野投手とも縁の深い(東林間出身、東海大相模出身。ネタになるかも!)
川柳家・水野タケシも住む、小田急相模原こと「おださが
去年、駅そばの松ケ枝公園で、第1回「おださが・さくら祭り」を行い、1万人(!)を超える方が集まり、大いに盛り上がりました!

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おださが在住以外の方にも広くご応募いただけますので、ふるってご参加くださいませ!!
エフエムさがみ「モーニングワイド」のキャスター、あさひろさんこと竹中通義さんの参加も決定!!
あさひろファンの皆さんも是非いらしてください!!

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◎お題「おださが」もしくは「さくら」に関する川柳
◎応募方法 ハガキ・ファクス・メール(送付・送信先は下記まで)
◎応募期間~3月15日
◎賞の内容 優秀賞・特別賞など
◎賞品 おださがで使えるお食事券や記念品など
◎結果発表 3月25日(土)の「第2回おださがさくら祭り」において(15時20分から30分程度)
◎審査委員長 水野タケシ(おださが在住・川柳家)
◎注意事項
 採用作品の発表は作品とペンネームを記載いたします。
 ※ペンネームのない方はご氏名を記載いたします。
お名前、ペンネーム(ある方)、ご住所、お電話、メールアドレス(ある方)、ご年代をお書きになってご応募ください。
(ご送付先・お問い合わせ先)(メール) ka.hi1928since2013@gmail.com

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【放送後記】
本日秀逸だったユリコさんと、2席の緑区かたつむりさんには、仲畑流万能川柳文庫15、ドド子さんの「あの日もこの日」をプレゼントさせていただきます。

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                岩手県の釜石で実際に被災されたドド子さん。
この6年間の被災された方々の思いが詰まった句集です。
たくさんの方の読んで頂きたいです。
タケシ拝

◆3月22日放送分です。

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                おすそわけの高知のブンタンを手にハイ!ポーズ
 
3月22日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/mcdx1j9d6w4

【質問コーナー】
ラジオで聞いていますと、水野タケシ師匠はどんな人かなあとズームアップしたいファンも多いのではないでしょうか?
そこで、タケシ師匠が自分で考える、自分の短所と長所、最近あったうれしいことと悲しいこと。ぜひ教えてください!!(平谷妙子さん)
回答の音源はこちら…… https://youtu.be/mcdx1j9d6w4

【今週の一句】135句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・赤い糸むすぶ血管縫合糸(外科系)
・50年肩書なして生きてきた(恵庭 弘)
・警戒をしながら妻の策に落ち(やんちゃん)
・昭和はみな背広だね桟敷席(平谷妙子) (添削例)みな背広だった昭和の桟敷席
・ロボットに知られちゃならぬ100時間(でんでん虫)
・あら元気?名前出ぬまま立ち話(アキちゃん)
・最近はまだからもうの水曜日(キャサリン)
・国でなく大臣室が攻め込まれ(離らっくす)
・猫の手もだけじゃ足りないヤマトさん(あまでうす)
・大相撲由緒よいしょでどっこいしょ(はるかなる)
・ふるさとの産地のほうをカゴに入れ(荻笑)
・石油王よりもダンナの嫁がいい(入り江わに)
・寝たふりは妻の運転見てられず(はる) (添削例)寝たふりす妻の運転見てられず

☆タケシのヒント!
「はるさんの句、『寝たふりは』を『寝たふりす』と手を入れさせていただきました。『寝たふりす』とここで切って、間をつくることによって、読み手を句の中に引き込む効果が期待できます。俳句の『切れ字』と同じ効果です」

・金星が四横綱で多くなり(グランパ)
・ほんとうに良いものだったオススメ品(龍龍龍)
・手術したポチと一緒に禁酒中(てっちゃん)
・開花予想している国の平和観(夢見夢子)
・籠池のお池にはまってさぁ大変(司会者=あさひろ)
・和やかな句会の空気持ち帰る(重田愛子)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週も政治、スポーツなどのネタを中心に名句多数。桜の開花に関する句も多々ありました。加えてタケシ師匠から、高知からの文旦のお土産を頂き、スタジオは春の香りが漂い、季節を感じながらの放送でした。今週のボツのツボは葉書での投句『待つことはあなたの為だけにある時間』重田愛子さん」

・大臣にならなきゃ分からない資質(りっちーZ)
・又の世も共に頼むよ妻黙り(鈴木紘一)
・喚問にWBC取る有給(フーマー)
・次頑張ろビリの娘に母の愛(クッピー)
・怒鳴ってた出て行け今は妻が言う(どんぶらこ)
・やさしくていい人のまま生きていく(名人=けんけん)
・白鵬も総理も先が見えてきた(六文銭)
・アナタだと癒されるのと誘われる(雷作)
・百万円忘れる額を超えている(北の夢)
・食べながら「二度と来るか」と思う店(のりりん)
・荒れていく田んぼに国の未来見る(不美子)
・不安でも安全ということもある(東海島田宿)
・春キャベツみたいな女目指してる(ユリコ)
・ダメですわ妻は寝言で色っぽく(鵜野森マコピィ)

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                     マコピィさんの今朝のファクス

・待つことを教えてくれたさくらさん(かたつむり)
・この大地100年経てば遠い空(ただのおやじ)

本日の秀逸!・荒れていく田んぼに国の未来見る(不美子
2席 ・開花予想している国の平和観(夢見夢子)
3席  ・春キャベツみたいな女目指してる(ユリコ)

【放送後記】
「もう少し句はハッキリとゆっくりと」という句をどんぶらこさんからいただきました。
私の句の読み方がこちゃこちゃと早いので聞きづらいとのこと。
「むかしむかしあるところに」ぐらいゆっくりと、とのこと。
どんぶらこさん、申し訳ありません!!
そして具体的なアドバイス本当にありがとうございます!!
昔話を読むかんじで、これからは披講させていただきます!!
皆様もお気づきの点ありましたら、ぜひメールくださいませ!!
タケシ拝

◆3月29日放送分です。

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          久々のAD橋本桃佳さん、就活のスーツ姿でピースサイン!!

3月29日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/FG4pdG0RTag

【報告コーナー】
25日に小田急相模原で行われた「第2回おださがさくら祭り川柳コンテスト」。
あさひろさんと私で行ったこの川柳イベントの報告を行いました。 

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                   お祭には、ナント、1万2千人のご来場が!

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                        最優秀賞の、がっちゃん

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                    がっちゃんの、美味しいラーメン!!
報告の音源はこちら…… https://youtu.be/FG4pdG0RTag

【今週の一句】144句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・二次会でやっとエンジン始動する(キャサリン)
・ウラ手口学びの庭はゴミだらけ(ラジゴ)
・籠池氏喚問気になる視聴率(喜術師)
・棟梁に弟子入りをする整形医(外科系)
・妻の勘文春よりも鋭くて(やんちゃん)
・ツクシンボ袴をはいてすましがお(初=わんわん)
・百均の会計待つ間に3つ増え(アキちゃん) ※(添削例)百均のレジを待つ間に3つ増え
・助手席の女性(ぶか)は腕組み足も組み(はる)
・ドラマならここで黒幕「消せ」と言う(雷作)
・ラジ川で詠んで学んで楽しんで(入り江わに)
・もはや手にくっついているスマホかな(荻笑)
・友来ると飲むが毎日友が来る(グランパ)
・「百条」へ総理夫妻をご招待(龍龍龍)
・8パーを掛けると予算オーバーし(りっちーZ)
・足の指このへんかなと爪を切る(あまでうす)
・コート脱ぐ主張がきつい皮下脂肪(でんでん虫)
・至らない謝罪でしたと謝罪する(離らっくす)
・大一番あっと言わせたおお二番(初=アンリ)

☆タケシのヒント!
「初投稿で秀逸ゲットのアンリさん、おめでとうございます!!『おお二番』の『おお』は、『大』と驚きの『おお!』のダブルミーニングですね。日本中を感動させた世紀の二番を率直に表現しました。このストレートな感情表現が川柳の魅力でもあります」

・柏手も苦悶の顔で土俵入り(初=安田蝸牛)
・忖度があったか稀勢が大逆転(秦野てっちゃん)
・あっぱれと武士の開山男泣き(鈴木紘一)
・わが国ではファーストレディ私人らし(どんふらこ)
 ・おださがの祭りの熱気見るユーチューブ(東海島田宿)※(添削例)おださがの祭りの熱気ユーチューブ
・不審火が夫人のメールで炎上し(司会者=あさひろ)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週は「稀勢の里」テーマの傑作が多くありました。今週の一句は初投稿アンリさん。投句数が多くなればなるほど入選モレの方も。めげずに頑張りましょう!ボツのツボは『AIがラジ川選者フェイクかな』(マコピィ)エツ!師匠=実は酒・女好きのAIか?桃佳ちゃん今日が最後の登板。」

・安産のお守りだった受験生(夢見夢子)
・お祭りに良くこんなにも子供いる(六文銭)
・忖度ができる男がモテるのよ(ユリコ)
・半額のシール貼る人大好きよ(のりりん) ※(添削例)大好きよ半額シール貼るあなた
・青春に牙を剥いたか春の山(北の夢)
・清宮君試合終えたら人気者(クッピー)
・アフリカへ飛ばしちゃだめよ夫人付き(フーマー)
・野球ファン開幕までの夢語り(パリっ子)
・おふたりは晴れ男ですさくら祭(かたつむり)

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                    今朝のかたつむりさんのファクス                                      ・幸せに背中を向けて気付かない(ただのおやじ)

本日の秀逸! ・大一番あっと言わせたおお二番(アンリ)
2席 ・足の指このへんかなと爪を切る(あまでうす)
3席  ・もはや手にくっついているスマホかな(荻笑)

【お知らせ】
この4月8日(土)16時から、毎日新聞の毎日文化センターで「笑って上達!仲畑流万能川柳句会」という講座、というか句会が始まります。
これまで21年「実践!万能川柳」という講座を行ってきたのですが、4月からは月1回、第2土曜日16時からの「句会」にリニューアルします!!

「万能川柳を趣味にしたい」「一度載ってみたい」「スランプを克服したい」……
そんなアナタ、安心して句会の輪の中にとびこんできてください。
初めての方でもなじめる、アットホームな雰囲気の中、「アハハ」「ウフフ」と笑い合ううちに、しぜんと作句力が鍛えられます。句会こそが、川柳上達の早道です!                                                 「笑って上達!仲畑流万能川柳句会」のお問い合わせは、毎日文化センター(03・3213・4768)まで、どうぞ!

【放送後記】
かたつむり、でんでん虫、そして蝸牛(かぎゅう)
ラジオ万能川柳に投句をしてくださる方のペンネームですが、コレ、すべて、カタツムリの名称なんですね。
「一歩いっぽ、川柳づくりを頑張るということでしょうか」と番組であさひろさんも取り上げていましたが、じつは、相模原の市の花が「アジサイ」なのです。
アジサイ、といえば、かたつむり。
そんなこともあるのかな、なんて思ったのですが、考え過ぎかな(笑)。
タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」 http://ameblo.jp/takeshi-0719/


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №12 [ことだま五七五]

                読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆3月1日と8日放送分

                            川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、                                                                  ◆2017年3月1日放送分の内容です。

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           AD桃佳さんが就活で不在のため、今朝も二人の自撮り写真

「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
                   http://fm839.com/program/p00000281
3月1日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/o_JxM9OJT_o 

【質問】
いつも楽しく聴いています。
川柳さんて、どんな人だったのでしょう?
例えば、口数が少なくて、モテていたとか。
ミーハーな答えだと助かりますが。(諏訪市・平谷妙子さん)

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                        柄井川柳さん肖像画

回答の音源はこちら…… https://youtu.be/o_JxM9OJT_o

【今週の一句】158句の投句がありました!! たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・ブログはね恵庭弘でぐぐってね(恵庭 弘)
・投票で決まる公募のハラハラ感(入り江わに)
・おまつりだ誰の魚だ平目釣り(ラジゴ)
・関与だろ名誉校長なんだから(秦野てっちゃん)
・ご先祖も7つの星に居る期待(外科系)

☆タケシのヒント!
「最近送ってくださる、外科系さん。「人間もDIYと弁置換」という作品も送ってくださいました。こちらも面白いですね。「外科系」さんという柳名から、ひょっとしたら職業ネタなのでしょうか。職業ネタはその作者でしか描けない世界。皆さんそれぞれの職業ネタも楽しみにしています。」

・痛む腰曲がった腰に介護され(キャサリン)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「ラジ川。ついに『名人』誕生!今週の秀逸に選ばれること三回。相模原のけんけんさんです!りっちーZさんごめんなさい。放送開始10ヶ月にして名人誕生。今後、大名人目指しますますの精進を。今週のボツのツボ。「ハイハイのハイの返事が早すぎる(キャサリンさん)」。我が家では『だめ!』の返事が速攻です。」

・口パクで昨夜のヒミツ言う金魚(どんぶらこ)
・合格を知って安心した椿(アキちゃん)
・若い人大きく一歩踏み出して(平谷妙子)
・おばさんと安倍さん怖いものはなし(グランパ)
・膨らんだ蕾このごろ父を避け(けんけん)
・女房がいても美人に向く視線(やんちゃん)
・敬遠が敬遠される大リーグ(離らっくす)
・金プレで会社出たけど何をする(六文銭)
・独裁者なって気が付く崖っぷち(龍龍龍)
・横見たら耳栓をして寝る夫(荻笑)
・胡散臭っ豊洲豊中地下の闇(あさひろ)
・正義ぶる百条委員会議員(東海島田宿)
・人休め金は動けよプレミアム(鈴木紘一)
・旅に出て新聞ラジオ無い不安(夢見夢子)
・放送じゃ読めない歌が気にかかり(パリっ子)
・あ”-ウマイ父のマネしたソーダ水(ユリコ)
・彼の地には八億円が埋まってる(北の夢)
・半ドンの世代にゃ眩しいプレミアム(不美子)
・雨降って地固まらず又ケンカ(のりりん)
・どうでした?初プレミアムフライデー(かたつむり)

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                 今回のかたつむりさんのファクス。かわいい!!

・プレミアム3時退社で4時バイト(鵜野森マコピィ)
・青虫の登る墓石陽の射して(ただのおやじ)

本日の秀逸!・膨らんだ蕾このごろ父を避け(けんけん)
   ※けんけんさん、初の名人位、おめでとうございます!! パチパチパチパチ!!
2席 ・おばさんと安倍さん怖いものはなし(グランパ)
3席  ・痛む腰曲がった腰に介護され(キャサリン)

【お知らせ】
アノ東海大相模高校の最寄り駅でもあり、川柳家・水野タケシも住む、小田急相模原こと「おださが」。
去年、駅そばの松ケ枝公園で、第1回「おださが・さくら祭り」を行い、1万人(!)を超える方が集まり、大いに盛り上がりました!!

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                                                                        第2回の今年は、さらにクオリティをあげようと、私が審査委員長になり「おださが川柳コンテスト」をおこなうことになりました!!
おださが在住以外の方にも広くご応募いただけますので、ふるってご参加くださいませ!!

◎お題「おださが」もしくは「さくら」に関する川柳                                                ◎応募方法……ハガキ・ファクス・メール(送付・送信先は下記まで)
◎応募期間……~3月15日
◎賞の内容……優秀賞・特別賞など
◎賞品……おださがで使えるお食事券や記念品など
◎結果発表……3月25日(土)の「第2回おださがさくら祭り」において(15時20分から30分程度)
◎審査委員長……水野タケシ(おださが在住・川柳家)

(ご送付先・お問い合わせ先)
〒252-0313 相模原市南区松が枝町3-21
おださがさくら祭り実行委員会・イケメンの青島さん宛                                         (メール)ka.hi1928since2013@gmail.com

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お待ちしていま~す!

【放送後記】
「ラジオ万能川柳」常連の入り江わにさん。

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そのわにさんが、「第12回あなたが選ぶオタク川柳大賞」の最終選考に残っています。
                  https://www.575.moe/

わにさんの句は「トランプよオタクの萌えに壁はない」です。
私もわにさんの句に一票入れました!!
皆さんもぜひご投票お願いいたします!!よろしくd(ゝ∀・*)ネッ!
タケシ拝

◆2017年3月8日放送分の内容です。

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       AD桃佳さんは今朝は風邪でお休みのため、今朝も二人の自撮り写真
 
3月8日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/sSVRh1VVtgA

【質問】                                                                          タケシ先生、19歳から詠まれていらっしゃるとか。第1句ぜひ教えてください。
過去放送いつも聴いています。皆様、ぐんぐん成長なさっていますね。
(足踏みのかたつむりさんより)                                                          回答の音源はこちら…… https://youtu.be/sSVRh1VVtgA

【今週の一句】115句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・ロボットが疲れると聞きホッとする(平谷妙子) ※添削例「ロボットも疲れると聞きホッとする」
・奥の手はあの手この手の汚い手(キャサリン)
・満天に星がいっぱい乱視です(ラジゴ)
・アカデミー賞でドッキリ賞狙い(外科系)
・広辞苑昼寝にちょうど良い高さ(のりりん)
・ブティックの仕入れが豊富年金日(アキちゃん)
・百均のペンと眼鏡で名人位(名人=けんけん)
・レジ横で大福餅が私見る(光ターン)
・今までの苦労ゆっくり花ひらく(やんちゃん)
・切れやすい人が持ってる核ボタン(グランパ)
・チューの時うす目あけたら目が合った(荻笑)
・春の恋キスを邪魔する白マスク(どんぶらこ)
・結論は出たが決断下せない(りっちーZ)
・南洋で散った人待つ祖母の恋(入り江わに)
・川柳は詠むものじゃなくできるもの(子ワニ)
・そのうちに順位予想は春の季語(離らっくす)
・人生はリセットできないゲームだね(恵庭 弘) ※添削例「人生はリセットできぬゲームだね」
・谷村さんサライ歌うの今でしょ(クッピー)
・ヘンな園なんで今まで言わなんだ(夢見夢子)
・年度末つぶやく事も忘れそう(初=あまでうす)
・他人事のように責任認めても(北の夢)
・春色で弾んで見える靴売り場(はる)
・ミサイルよ真上にあがり落下なら(東海島田宿)
・右手より先にドア押す太鼓腹(はるかなる)

☆タケシのヒント!
「はるかなるさんの作品、よくこんなところに気がつきましたね(笑)。細かい観察眼が魅力的です。しかも、カメラならば、相当速いシャッタースピード。どんな「気づき」でもOKです。気づいた瞬間にメモしましょう。句材は、あなた自身の中に、まだまだ眠っています。」

・めくる音紙の感触好きな辞書(ユリコ)
・昭恵さん公人私人肝心よ(鵜野森マコピィ) 

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                      マコピィさんからのファクス
・息乱れはずむステップ老いダンス(鈴木紘一)
・月星がちょっとぬくもる冬花火(不美子)
・救いたい救助のプロを是が非でも(かたつむり)

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                      今回のかたつむりさんのファクス

・こんにゃくがイカッテいます無礼者(六文銭)
・オレだけじゃないとウチの子元都知事(雷作)
・レッテルを貼って議論を封印し(司会者=あさひろ)
・大切な人は近くに居ると知る(ただのおやじ)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週は「森友学園」ネタが多くありました。鴻池元大臣の記者会見は衝撃的でしたね。8億円値引きのからくりの背景を知りたいものです。鴻池事務所はさながら時代劇のシーン。今日のボツのツボはボクのボツ「越後屋と代官様のやりとりが」(あさひろ)『無礼者!』『おぬしも悪よのう~』。」

・大切な人は近くに居ると知る(ただのおやじ)

本日の秀逸!・右手より先にドア押す太鼓腹(はるかなる)
2席 ・ヘンな園なんで今まで言わなんだ(夢見夢子)
3席  ・そのうちに順位予想は春の季語(離らっくす)

【お知らせ】
大好評「仲畑流万能川柳文庫」から第15弾、ドド子さんの「あの日もこの日」が刊行されました。
今回は、来週の投稿分から2名の方に、ドド子さんの貴重なサイン入り句集をプレゼントしします。

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ドド子さんは岩手県・釜石市出身。
6年前の東日本大震災後、しばし「心の旅」に出ていたドド子さんですが、今回、ふるさとへの深い思いも込めて句集を編まれました。

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・何事もなったように海は凪
・被災地じゃ放置国家と呼ばれてる

やはり釜石出身で漫画家の夫・千葉利助さんの絵も必見です。
ちなみに印象的な表紙は、釜石の海に、かつての釜石市民の台所、橋上(きょうじょう)市場が映り込んだイラストになっています。
私もドド子さんとの思い出を書いていますので、ぜひ手に取ってご覧くださいませ。

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仲畑流万能川柳文庫のお問い合わせは、万能川柳クラブ事務局(03‐3212‐2349)までお願いします。

【放送後記】
ここ2回ほどお休みだった番組の人気者、大学生ADの桃佳さん、今週は風邪でお休みでした。
彼女が番組に携わるのは3月いっぱい、ということで、残りはあと3回です。
早く風邪が治って、来週は元気に会えるといいなと願っています。                                                            タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。                                            ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」 http://ameblo.jp/takeshi-0719/


日めくり汀女俳句 №122 [ことだま五七五]

三月三十日~三月三十一日

                              俳句  中村汀女・文  中村一枝

三月三十日

かかはらず住むといふこと春の闇
             『紅白梅』 春の閤=春

 去年の夏から家の天井に鼠(ねずみ)の気配、物がかじられタンスの中まで荒らされた。思い余って鼠駆除のプロを頼んだ。鼠必殺仕掛け人は紺のシャツと帽子、ズボン、黒のレザーのチョッキというダンディーな軽装で颯爽(さっそう)と現れた。
 近頃の鼠、知能も高く、さらに飽食。毒餌など見向きもせず、しぶとい。出口入り口をくまなく防ぎ粘着テープを置き、それでもいまだに徘徊している。
 よく考えてみると昔はこれみんな主婦のした仕事、現代の主婦は鼠一匹始末できない“ちょっと情けない気分でいる。

三月三十一日

少年の かくれたばこ莨(たばこ)よ春の雨
             『春雪』 春の雨=春

 手鍋提げても、という言葉、今は死語になったかなと思うが、そういう必死の恋愛なんて昨今、めったにお目にかからなくなった。
 道具が一つもなくても、コンビニという便利なもののおかげで住みついたその日から生活を始められる。たちまちおままごとができるから恋もまた手軽である。
 ついたり、放れたりも心の痛みはさほど伴わないらしい。
 そのくせ人はラブストーリーには憧(あこが)れる。切ない感情を共有したいと願う。安っぽいテレビドラマもまたにぎわう由縁である。

『日めくり汀女俳句』 邑書林


猿若句会秀句選 №70 [ことだま五七五]

猿若句会特選句集 70 (2017年2月11日)

                                            猿若句会会亭  中村 信

 補助輪を外せと言ふ子寒の明   丸本 武

 ほら此処にほらこんなにも蕗のとう   伊藤 理

 針供養妣の指貫小さきこと   花柳小春

 喜寿傘寿二月礼者の長尻   内野和也

 八十路でもスーツ誂ふ春立つ日   原 健一

 突然の韋駄天走り恋の猫   千田加代子

◆猿若句会二月例会の特選句集です。例によって一句だけの短評から始めます。
[短評]  [補助輪を外せと言ふ子寒の明 武] この句は当日の席題「寒明」に出句されたものです。句意は「補助輪つきの自転車に乗っていた子が、もう無しでも大丈夫だから外せと煩い、そう云えば今日は寒の明けで春になったのだ……。」そんな意で、春になった喜びを詠んでいます。季語は「寒明」(初春・時候/注)で、立春の同日としています。さて皆さんは、「立春」と「寒明」の二語のどちらから春をより感じますか。歳時記も微妙に違った立場にたっているようです。「寒明」つまり長かった大寒も終わってようやく春が来たという見方と、寒明けには「寒」という漢字が残っているように春とは云えまだ冬の名残が残っているという見方です。私は前者の立場でこの句を鑑賞しましたので、全く違和感はありませんでした。なお、季語「寒明」の使い方ですが、下五にもってくるのでしら私案ですが「寒明くる」と動詞にした方が作意が伝わるのではないでしょうか、如何。
 もう一句、[ほら此処にほらこんなにも蕗のとう 理] 読んでの通りの句意です。この句も春になった喜びを詠んでいます。「蕗の薹」を見つけた喜びだけでなく、沢山あったとの量の多さにも喜んでいます。この喜びは他の春の植物では出しにくいでしょう。つまり、季語は動かないとみました。それだけに類句があるようにみえましたので、一応調べてみましたがありませんでした。逆に考えると誰もが蕗の薹を詠むときに、この感覚に会わないで済んだのが不思議な位です。
[注解] 現代俳句協会の歳時記だけが寒明を「節分」の日(晩冬・時候)としています。暦(二十四節季)の解釈法の違いです。でそれなりに説得力はあるのですが、他の歳時記および寺社が発行している「暦」もまだ立春説を採っていますので、これに倣いました。
◆句会での特選以外の秀作・佳作については中村信のホームページ《あ》[ http://saruwakakukai.web.fc2.com]をご覧ください。(ただし、該当欄が一時的に更新不能のため、同「掲示板」投稿欄にて代替しています)


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №11 [ことだま五七五]

              読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆2月15日と22日放送分

                            川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ、エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2017年2月15日放送分の内容です。

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                     バレンタインの話で盛り上がる3人

「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
              http://fm839.com/program/p00000281
2月15日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/7_vhJaVlYlE

【質問】
体言止めは句が引き締まっていいのは良いのはわかったのですが、そうもいかない場合、続く感じの連用形と終わる感じの終止形、下五はどちらにしたらいいのでしょうか?
例えば「入り江わに無いとあさひろ寂しがり」と「入り江わに無いとあさひろ寂しがる」、どちらが良いのでしょうか?どうぞ教えてください。(入り江わに)                                                          回答の音源はこちら…… https://youtu.be/7_vhJaVlYlE

【今週の一句】156句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・ゴルフしたことが成果と言う首相(秦野てっちゃん)
・なつかしい亡母(はは)が起こしてくれた朝(平谷妙子)
・離合車が同色だから来いという(はる=初投稿)※離合は、すれ違うという意味。九州の方言。
・さしすせそ美味しくなれの愛を込め(ラジゴ)
・おこぼれはいつになったら届くのか(恵庭 弘)
・バイトとも違うんだインターンシップ(東海島田宿)(添削例)インターンシップを兼ねてアルバイト
・トルストイ光の春とはよく言った(不美子)
・掻き捨てたはずがブログに旅の恥(離らっくす)
・歌手の名を思い出すのに主婦五人(けんけん)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週は“バレンタインデー”や“日米首脳会談”に関する句が多くありました。素晴らしい句が多く、タケシ師匠は悩みに悩んでおられました。ボツのツボは「つっ突いてみるか青空ど真ん中」けんけんさんです。スケールの大きさと空と季節の鮮やかさが見事ですね。」

・塩少し足して甘味の増す夫婦(やんちゃん)
・清流に住む生き物じゃない私(りっちーZ)
・中心に日本あるのは日本だけ(グランパ)
・元気ならそれでよかったはずだった(荻笑)
・嘆くより慣れろと妻の言う料理(のりりん)
・何処(いずこ)ともキャンプ便りはAクラス(キャサリン)
・ピーと鳴るあっちこっちでピーが鳴る(六文銭)
・100パーセントともにあるって怖くない?(あさひろ=司会者)
・相合傘2本あってもしてた頃(光ターン)
・平和っていいね溢れるチョコレート(アキちゃん)
・ボクのこと忘れないでとボタン押し(北の夢)
・家出かと思えば出家センゲンし(フーマー)
・孫の写メバックはいつも嫁の実家(さと)(酔とぉよ)
・振られてもかりそめ想う夢一夜(鈴木紘一)
・自分用高級チョコを子に食われ(入り江わに)
・結婚という冒険で遭難し(ユリコ)
・巻にチョコ流行に弱いDNA(パリっ子)
・籾井辞め明るくなったNHK(龍龍龍) (添削例)会長が代わり変わったNHK
・寒梅に春告げ鳥がかしましい(アカエタカ)
・近頃は罪を裁かず人を裁く(夢見夢子)
・安倍総理チョコもらい過ぎ後怖い(つや姫) (添削例)あと怖いチョコもらい過ぎ安倍総理

☆タケシのヒント!
「つや姫さん、日米首脳会談を成功させた安倍総理を、バレンタインと重ね合わせて表現しています。この着眼点は素晴らしいのですが、安倍総理は下五(おしまいの五文字)に置いた方が「種明かし」になって、さらに印象的になります。オチはなるべく最後に持って行きましょう。」

・ファミリーでなんで俺だけ花粉症(鵜野森マコピイ)
・空っぽに思えた日々が宝物(ただのおやじ)

本日の秀逸!・塩少し足して甘味の増す夫婦(やんちゃん)
2席 ・ピーと鳴るあっちこっちでピ―が鳴る(六文銭)
3席 ・嘆くより慣れろと妻の言う料理(のりりん)

【お知らせ】
「知の木々舎(ちのきぎしゃ、知るに木々に、学校の校舎の舎)」という文化教養ウエブマガジン、つまりインターネットで読める雑誌に、去年10月1日から、「読むラジオ万能川柳プレミアム」を連載させていただいています。時代の空気感と共に、皆さんの秀作川柳、そして川柳の魅力をより多くの方に知っていただく良いチャンスになれば、と考えています。
毎月1日と15日に更新されます。
ラジオでは紹介しきれない、秘蔵写真やあさひろさんの「ボツのツボ」、私の「タケシのヒント!」など、句作りのコツになる内容も載っています。                                                                 インターネットにつながれる方は、ぜひご覧ください!!http://chinokigi.blog.so-net.ne.jp/

【放送後記】
「あさひろさんの柳名のワケがわかりました」とリスナーの方からメッセージを頂きました。
あさひろさん、こと竹中通義さんは、「ラジオ万能川柳」が放送される「モーニングワイド」のパーソナリティ(司会者)です。モーニング=あさ、ワイド=ひろい、から「あさひろ」という柳名(川柳ネーム)をつけたというわけです。               ラジオ万能川柳がスタートしてもう9カ月、あさひろさんの柳名もすっかり定着、そして浸透しましたね!
タケシ拝

◆2017年2月22日放送分の内容です。

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        AD桃佳さんが就活で不在のため、イマイチ盛り上がらないあさひろさん
 
2月15日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/a8QGmKiD2UU

【質問】
上手い川柳とはどんな川柳でしょうか?どう詠んだら上手い川柳になるでしょうか?
(埼玉県坂戸市・グランパさん)
回答の音源はこちら……https://youtu.be/a8QGmKiD2UU

【今週の一句】145句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・忍者短距離 飛脚長距離(はる)
・モンスターボールから出る委員長(外科系=初投稿)
・カーナビで馬鹿かお前は同じ道(ラジゴ)
・年とるの止めてる母の誕生日(入り江わに)
・ハックション先ずはクシャミでご挨拶(キャサリン)
・ミサイルをナイスショットと言う国家(秦野てっちゃん)
・不思議やねどこか似ている妻と猫(やんちゃん)
・過去の人ローカル局で世話になる(離らっくす)
・誕生日ぐらい秀逸頂戴よ(パリっ子)
・玉手箱開けてないのにジイになる(グランパ
・あんなのを議員に推した人も人(恵庭 弘)
・何気なく軽く振ったら飛んだ球(アキちゃん)
・一生に一度と思っていた結婚(のりりん)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「坂戸で一番ハガキを書く男=グランパさんからの質問。名句の条件とは?師匠の回答①映像的。②リズム感。③自己投影。なるほど!なるほど!参考になりますね。今週あさひろ感心の一句“ボツのツボ”は、のりりんさんの三日間ハメを外すぞ妻旅行」羽目を外してるのは妻だったりして。」

・命など狙われないさ青い空(春爺)
・春一番花粉と共に春が来た(ひろぴい)
・長男が急に弟可愛がり(あさひろ)
・どんなだろ木村拓哉という孤独(りっちーZ)

☆タケシのヒント!
「SMAP解散の元凶とも言われ、逆風を浴びる中、ドラマで健闘するキムタク。『木村拓哉という孤独』という、りっちーZさんならではの発見と把握に惹かれました。この句、誰かキムタクに伝えてくれないかなあ(笑)」

・姿なし駒音なしの手合かな(鈴木紘一)
・ドッキリは後で笑って終わるのに(鵜野森マコピイ)
・スーパーで三歩下がって歩く夫(つま)(光ターン)
・ニヤニヤと暇もて余す副総理(六文銭)
・袋とじまだ買う元気古希を行く(どんぶらこ)
・堂々と暗殺をするお国柄(夢見夢子)
・フライデーだれが得するプレミアム(東海島田宿)
・面倒なことを脳トレだと思う(ユリコ)
・早く消え、また明日来ると言えるよに(不美子)
・暗殺も日米間もケミストリー(酔とぉよ)
・春なのか地中の疑惑顔を出す(北の夢)
・熱弁で尺を忘れる評論家(クッピー)
・西払い下げ 東の豊洲(フーマー)
・北へ行き音沙汰聞かぬ料理人(龍龍龍)
・どうしたの?今日のわたしはつむじ風(かたつむり)

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                      今朝のかたつむりさんのファクス

・三日月に「太刀魚釣れる」ほえる妻(釣り人)
・青嵐の人がヨチヨチ出る玄関(雷作)
・棄てられて棄てた女の幸想う(ただのおやじ)

本日の秀逸!・どんなだろ木村拓哉という孤独(りっちーZ)
2席 ・堂々と暗殺をするお国柄(夢見夢子)
3席 ・何気なく軽く振ったら飛んだ球(アキちゃん)

【お知らせ】
タウンニュースさがみはら南区版の「タケシの万能川柳」年に一度の「集い」を3月12日(日)に行います。
参加条件はただ一つ、午後2時45分までに会場のユニコムプラザ相模原(ボーノ相模大野3階)に来場できる方。
2016年の年間大賞や特別賞の表彰式や句会(お題「友」)、そして今年3月25日に行う「おださがさくら祭り川柳コンテスト」の直前対策ミニ講座も行います。
お申し込みは2月25日(土)までに、「友」の川柳を添えて、メールでお申し込みください。
s-minami@townnews.co.jp
参加費は無料ですが、限定25名です。
「川柳、読むのは好きだけど、作ったことない」という方でもOK。お気軽にどうぞ!

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                              昨年度の模様

【放送後記】
りっちーZさんが3回目の秀逸で初の名人誕生!!と、番組でもファンファーレを流したりして大喜びしていたのですが、番組が終わってよくよく数えたら、りっちーZさん、これが秀逸2つ目で、まだ名人ではないことがわかりました。
ハ~~、ガクッ。。。。
いつも秀作を送ってくださるりっちーZさんですので、すっかり名人にリーチと思い込んでいました。
いや~、思い込みは恐ろしい!!りっちーZさんにお詫びすると同時に、ぜひぜひ来週も頑張って名人になっちゃってください!!お願い申し上げます!!
タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」http://ameblo.jp/takeshi-0719/


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №10 [ことだま五七五]

                読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆2月1日と8日放送分

                               川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2017年2月1日放送分の内容です。

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                   投稿者に大人気!AD桃佳さんも

「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281
2月1日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/CK2x3Mcp2sw
 
【質問】
川柳を読んでますと皆さま、お上手にひらがなカタカナ漢字を使われますね。コツとかありますか?センスですか?(緑区・かたつむりさん)
回答の音源はこちら…… https://youtu.be/CK2x3Mcp2sw

【今週の一句】180句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・本番へ予習が盛ん宴の席(初投稿=京のみっちゃん)
・ドキドキす合否通知と袋とじ(秦野てっちゃん)
・歳よりも歳に見られる歳になり(入り江わに)
・醜聞へイメチェンという切り返し(離らっくす)
・TPPハートのエース出てこない(かぎかっこ)
・あさひろ氏池上さんに見えるかな(ラジゴ)
・半世紀連れ添い分かる痒いとこ(アキちゃん)
・唇が何か言いたげ言っちゃえよ(けんけん)
・トランプを全否定する不寛容(りっちーZ)
・また負けたレジ横季節限定品(不美子)
・新記録「人類初」の達成感(龍龍龍)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「トランプ大統領相変わらずネタ元に。今週は恵方巻きネタも多くありました。恵方巻き北北西に進路取り/同じ趣意句複数あり。中で秀逸氏はさすが。ボツのツボは『いつもいるあいつから見りゃこのオレも』龍龍龍さん。居酒屋で、公園で、図書館で、パチンコ屋で、あ~、あいつは俺だ!」

・やりづらいアメもムチをも好む奴(北の夢)
・川柳の仲間に一人美人居る(六文銭)
・無視すると核のボタンを押しそうだ(東海島田宿)
・バットマン偽物やんか!「バッタもん」(子ワニ)
・心ない男にあった下心(キャサリン)
・綱取りの次はヨメ取り急かされる(のりりん)
・不思議だな海の魚に塩気なし(荻笑)
・ストーブ点けてアイスを食べるく(恵庭弘)
・弾まない旅というのに夫とじゃ(酔とぉよ)
・大企業さえも未来は予測不可(クッピー)
・140文字で政治ができるとは(ユリコ)
・龍ケ崎有名にした稀勢の里(グランパ)
・開運のスポット欲しい暇な寺(鵜野森マコピィ)

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・輪の中に猫が家族の顔でいる(やんちゃん)
・アラレちゃん実写化するなら是非おとわ(ミストラル)
・桃佳ちゃん詠んでちょうだい俺の歌(パリっ子)
・キャンプイン尾頭付きの鰯食う(フーマー)
・追い出したいの心の鬼を(かたつむり)

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                        かたつむりさんの今朝のファクス

・小百合スト永遠なのよ老忘れ(鈴木紘一)
・公園のベンチにもある指定席(夢見夢子)
・恵方巻恵方わからずひとまわり(東林間ひろぴぃ)
・黒じゃなきゃいいと灰色横行す(光ターン)
・大好きな君とは行けぬ露天風呂(どんぶらこ)
・死ぬまでは生きているんだ私たち(平谷妙子)
・綱口上四字熟語より素直な語(司会者=あさひろ)

☆タケシのヒント!
「素直な語、というのが、どうも、しっくりこなくて……。なんとかならないですかね?と放送中盛んに言われていたあさひろさん。そのこだわりは、今まで精進されてきたおかげとおもいます。たとえば、『口上は四字熟語より自然体』としてみてはどうでしょう。相撲も句作りも、ゆったり、慌てずに、が共通点です。」

・毎日のニュースのトップトランプ氏(つや姫)
・インフルが家族の絆深めおり(ただのおやじ)

本日の秀逸!・恵方巻恵方わからずひとまわり(東林間ひろぴぃ)
2席 ・綱取りの次はヨメ取り急かされる(のりりん)
3席 ・唇が何か言いたげ言っちゃえよ(けんけん)

【お知らせ】
さて、アノ東海大相模高校の最寄り駅でもあり、水野タケシも住む、小田急相模原こと「おださが」。
去年、駅そばの松ケ枝公園で、第1回「おださが・さくら祭り」を行い、1万人(!)を超える方が集まり、大いに盛り上がりました!!
 第2回の今年は、さらにクオリティをあげようと、私が審査委員長になり「おださが川柳コンテスト」をおこなうことになりました!!
おださが以外の方も広く応募いただけますので、ふるってご参加くださいませ!!

◎お題 「おださが」もしくは「さくら」に関する川柳
◎締切 3月15日
◎賞品 おださがで使えるお食事券や記念品など
◎結果発表 3月25日(土)の「第2回おださがさくら祭り」において
 
(ご送付先・お問い合わせ先)
おださがさくら祭り実行委員会・イケメンの青島さんまでメールでお願いします
ka.hi.1928since2013@gmail.com

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                  イケメンの青島さんがお待ちしていま~す!

【放送後記】
優れた川柳との出遭いはもちろんうれしいのですが、それ以外の皆様からのメッセージにも大変魅かれるものがあります。
だいたい7時半にスタジオ入りして皆さんからの作品を拝見しますが、読みふけって、笑ったり、うなずいたり、ほっこりしたりしていると、あっという間に放送の時間になってしまいます。
皆さま、これからも、これまで同様メッセージもお寄せくださいね!
タケシ拝

◆2月8日放送分の内容です。

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                    弟さんが受験真っ盛りのAD桃佳さんも
2月8日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/69e6uZBX3ao

【質問】
「本家紙面の毎日新聞の万能川柳のボツハガキはどうなるのでしょうか?
官製はがき1枚が約3グラム。毎月約1万通として約30キロ。年間で400キロ。
故松方弘樹さんが釣り上げた巨大なマグロくらいになります。
全てを保管しているのでしょうか?それとも処分しているのでしょうか?
焼却なら空に、リサイクルならティシュやトイレットペーパーに、保管してるなら、千代田区一ツ橋に、私は一体どこに思いを馳せたらいいのでしょうか?
お教えください。」(ユリコさん)
回答の音源はこちら…… https://youtu.be/69e6uZBX3ao

【今週の一句】182句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・べんちゃらは言うが諫めはしない首相(ひと)(秦野てっちゃん)
・暴言とサインが彼のルーティーン(離らっくす)
・寒い中何処からと無く花の香が(六文銭)
・戸を開けたみんなあわてて飲み込んだ(荻笑)
・鉄火場がカジノと洒落て見る陽の目?(キャサリン)
・太っても痩せてもウフフ新婚さん(りっちーz)
・金の鬼世界がみてる次の策(ラジゴ) (添削例)次の策世界がみてる金の鬼
・訃報です思わず耳をすます朝(平谷妙子)
・真珠婚重ねた愛はミルフィーユ(やんちゃん)
・町内に一人か二人トランプ氏(雷作)
・ひょいひょいとぶらり天国オフョイさん(鵜野森マコピィ)
・狂犬の猫なで声にしてやられ(司会者=あさひろ)
・受験の日猫も背筋をちと伸ばし(不美子)
・咳をする人ほどマスクしていない(のりりん)
・孫育ち節分の豆口の中(アキちゃん)
・宿題を片付けてから解散せぇ(恵庭 弘)

☆タケシのヒント!
「恵庭さんの句、語尾に注目です!『解散だ』『解散よ』『解散へ』……などでは、この痛快な、突き抜けた表現にはなりません。想いは語尾に宿ります。皆さんもぜひ、語尾に一工夫してみてください。」

・あの世でも釣ってください200キロ(釣り人)
・カレンダー丸みがとれてはや2月(かたつむり)

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                       かたつむりさん、今朝のファクス

・連日のトランプニュース飽き飽きす(つや姫)
・あんなことされたのにまだ牡蠣が好き(ユリコ)
・マティスさんその貫禄は大統領(東海島田宿)
・内と外どこが境か豆をまく(夢見夢子)
・ノンアルで酔うことできる芸達者(北の夢)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週182の投句。中には桜美林大学インターンシップ生桃佳ちゃんへの応援メッセージもあり喜んでいます。有難うございます。今日も小顔に写るように後にポジション取り。さて、今週のボツのツボ。『週刊誌発売日なら通院費』(北の夢)文春の日は血圧、新潮の日は整形で肩こり治療。」

・スイーツを睨み視食しスルーする(パリっ子)
・近頃は指が口より物を言う(グランパ) (添削例)近頃は口より指が物を言う
・孫も今これくらいかな振り返る(けんけん)
・神々に欲しい仏の慈悲深さ(龍龍龍)
・ロトセブン買わん十億要らんから(どんぶらこ)
・水素水並んだ棚が高カカオ(入り江わに)
・メーカーの都合大きなバレンタイン(クッピー)
・重箱に入れて格上げ花見弁(光ターン) (添削例)重箱で花見弁当格を上げ
・壁を越え穴掘ってまで出る自国(酔とぉよ)
・膝枕腕枕ああ夢枕(鈴木紘一)
・接待のスコアに悩む安倍首相(フーマー)
・義理チョコも今年限りと見栄を張る(東林間ひろぴぃ)
・暗い過去写す鏡に紅を描く(ただのおやじ)

本日の秀逸!・膝枕腕枕ああ夢枕(鈴木紘一)
2席 ・神々に欲しい仏の慈悲深さ(龍龍龍)
3席 ・宿題を片付けてから解散せぇ(恵庭 弘)

【お知らせ】
今朝は、あらためて、私のブログ、「水野タケシの超万能川柳!」をご紹介させていただきます。

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このラジオ万能川柳を文字に起こした「読むラジオ万能川柳」もご好評いただいていますが、その他にも、皆さんにご参加いただいているフォト575やスクラップ川柳、猫川柳なども毎日更新しています。
その他、おださがさくら祭り川柳コンテストなど、川柳や俳句の最新の情報をアップしています。
個人の川柳ブログでは、日本で最も読まれているブログの一つですので、ぜひご覧ください。
水野は漢字、タケシはカタカナ。水野タケシで検索するとヒットします。

【放送後記】
大学生ADの桃佳さん。交通情報などもアナウンスしていますが、そんな彼女に平谷妙子さんから「桃佳さんどんどん上手になっていますね」とメッセージをいただきました。
番組終了間際の、あさひろさんと桃佳さんのトークで、この平谷さんからのメッセージを紹介していました。桃佳さん「すっご~~~く、うれしいです!!」と女子大生らしい喜び方をしていましたよ!!
平谷さん、いつも心温まるメッセージありがとうございます!!
皆さま、投句は火曜日朝8時締切ですが、メッセージなどは当日朝でもかまいませんので、ぜひお送りくださいませ!!
タケシ拝
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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」 http://ameblo.jp/takeshi-0719/


猿若句会秀句選 №69 [ことだま五七五]

猿若句会特選句集 69 (2017年1月14日)

                                                                 猿若句会会亭  中村 信

 人日や聞き覚えある水の音   川上登美枝

 しつけ糸抜かれ出を待つ春着かな   花柳小春

 つつがなく過し門松とりにけり   柴田弘道

 初硯小筆一本買ひ足して   高橋 均

 竹爆づる音も加はり野火走る   千田加代子

 浮寝鳥海へ十里の渕止り   丸本 武

 行列に我慢を学ぶ初詣   原 健一

◆猿若句会一月例会(初句会)の特選句集です。例によって一句だけの短評から始めます。
[短評]  [人日や聞き覚えある水の音 登美枝] この句の句意を知るには季語の「人日」(新年・時候)を知らなければなりません。正式にはその謂われなどがあり複雑なのですが、簡明には「正月、七日のこと」とあります。「お正月も七日ともなると、お正月気分でいたのが普段の生活の音、たとえば水の音などが耳に入ってきた時、懐かしさまで感じることがある」句意はそんなところでしょうか。しかし、それでは納得できない人がでて来るでしょう。「人日」には、種々謂われやちなんだ行事などもあり、季語の要素を無視した句意だとまで言われかねません。
特に正月の季語には多いですが「陰暦の……」と断り書きしてあるのに気がつきます。実は、この「人日」もそうです。「七草」「七種粥」など同じ七日関連の季語は陽暦上でも定着していますが、さすがに<人を占なう日>と言われても解かる人は殆どいないでしょう。この季語を正確に理解し句意を語ろうとすると無理がきます。従って最近ではこの断り書きを無視して作句・鑑賞しているのも時折みかけます。特に行事的要素がからんでいる場合はそれも出来ませんが、それなりに解釈してすますか、季語を抜本的に見直さなければならなくなるかもしれません。今回の掲句には「人日」以外に解り難い季語はないと思います。短評と言うよりは季語の問題点をとりあげた形になりました。
 なお恒例の猿若句会‘16年度下半期特選作品は、一席[この石を坐席と決めて芋煮会 均]  二席[酔芙蓉八尾流るる胡弓の音 加代子]  三席[虹消えて虹の欠片は拾えずに 呆信] に決まりました。一席はすんなり決まったのですが、実は二~五席が全く同点となり初句会の席上で再選の運びとなりました。
◆句会での特選以外の秀作・佳作については中村信のホームページ《あ》[ http://saruwakakukai.web.fc2.com]をご覧ください。(ただし、該当欄が一時的に更新不能のため、同「掲示板」投稿欄にて代替しています)


日めくり汀女俳句 №121 [ことだま五七五]

二月二十八日~二月二十九日

                              俳句  中村汀女・文  中村一枝

二月二十八日

シクラメンはシクラメンのみかなしけれ
           「春雪」 シクラメン=春

 「ピーナッツ」の作者シュルツさんが亡くなって妙にさびしい。
 二十年以上前、漫画の中のスヌーピーと呼ぶピーグル犬の縫いぐるみが大人気で娘も持っていた。素っとぼけて、強情で、一筋縄では行かないスヌーピーのキャラクターはピーグル犬そのままだ。
 わが家のア二は二代目ピーグル。胴長、お腹のまるい体型、表情豊かな目、ユーモラスなビーグル犬が「ピーナッツ」の発想に貢献したのかな。私はチャーリーブラウンよろしく犬を引きまわし、引きまわされそしてちょっぴり犬にばかにされている。

二月二十九日

いつしかに春の星出てわれに添ひ
            「汀女句集」 春の星=春

 ニ月も終わりになると受験も少しずつ片がついてくる。結果がはっきり出たものも、次を期待して満を持すものも、一段落という気分。受験の始まりは厳寒のさなかであった。
一カ月を経て空気がゆるんできている。そのなごみが伝わってくる。
 九月新学期案というのが以前から話題になっている。それはそれでメリットがあるのだろうが、真冬の受験という厳しい現実の後に雪解けがきて、柔らかな温もりが肌に感じられたとき、長い戦いが終わるこの構図。ドラマの舞台としては似合っている。

『日めくり汀女俳句』 邑書林


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №9 [ことだま五七五]

              読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆1月18日と25日放送分

                            川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2017年1月18日放送分の内容です。

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                          寒い朝、凍る月

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          後ろに見えるのがモーニングワイドの敏腕ディレクター三上氏

「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281
1月18日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/EIx2CQDRPIc

【教えて!タケシ師匠】
タケシ師匠の奥様は川柳をお詠みになられますか?(かたつむりさん)
回答はコチラから…… https://youtu.be/EIx2CQDRPIc

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                        タケシの妻・水野ユミ

【今週の一句】183句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・川柳はネタとひねりの心(新)体操(ゴジラ)
・病院でもらったカゼの診察代(秦野てっちゃん)
・セコムさん交通弱者セコムして(ミストラル)
・青学の作戦チョイとおかりする(かたつむり)

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                     かたつむりさんの今朝のファクス

・パトカーに愛想ふりふり横走る(釣り人)
・オバサンがすぐアメ配るバスツアー(雷作)
・世間より温かいのは便座です(平谷妙子)
・アパ不倫アパホテルには罪はない(離らっくす)
・トランプを実は支持している5割(りっちーZ)
・飲みもせず酔った振りして口説かせる(キャサリン)
・タケシさんの声が聴ける日水曜日(初投稿・模名理座)
・取り口をああだこうだの跳ね太鼓(のんこ)
・体重もエイジシュートのわが女房(グランパ)
・各停のようにゆっくり午後の家事(ユリコ)
・バカをやる楽しさ知らぬバカな人(光ターン)
・ああついにマスクの上にマスク掛け(不美子)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「ボツにするのは惜しいメールもたくさん届きます。今私のツボにはまっているのは「句」ではなく投稿フォームの欄の年齢です!。年齢不詳の不美子さんのそれは、知る人ぞ知る→まだ言えない→ハタチだった頃もある→忘れたふり→あら一つ年取ったわ、と。次はどんなお年なの~。」

・復興がオリンピックで後回し(恵庭 弘)
・句を作る脳味噌未だ三ケ日(パリっ子)
・落ちるなよ椿はげます受験生(アキちゃん)
・昔から妻ファーストで和を保ち(照井富治)
・これだけ寒いと心が燃える(けんけん)
・初夢や年賀に願う恋便り(鈴木紘一)
・社のトイレ個室から出るタイミング(北の夢) ※(添削例)個室から出るタイミング社のトイレ
・大統領こんなに好きにできるんだ(夢見夢子)
・噛み合わぬ会話が続く犬と猿(やんちゃん)
・鼻唄に伴奏つけて歌ってる(のりりん)
・焼き肉屋うまかったのはサラダです(東海島田宿)
・良純が豊洲にコメントする皮肉(入り江わに)
・センター試験狙ってやってくる寒波(酔とぉよ)
・いつ終わる長すぎるマラソンブーム(クッピー)
・意地と意地頭に雪の女子駅伝(鵜野森マコピィ―)
・美人から振られてもそう落ち込まず(どんぶらこ)
・援助して育てた核に今おびえ(龍龍龍)
・あさひろは日に日に腕を上げている(六文銭)
・山茶花の紅ほんのりと雪の中(フーマー)
・出過ぎても困ってしまうモニタリング(司会者=あさひろ)
・ただいまにギョッと振り向く口に寿司(荻笑)
・有難う難が有るからありがとう(ただのおやじ)

本日の秀逸!ああついにマスクの上にマスク掛け(不美子)

☆タケシのヒント!
「実際に風邪をひかれてしまったという不美子さん。風邪を引くのは辛いけれど、だからこそ得られた秀句でもありますね。自分を笑い飛ばす視点は川柳そのもの。皆さんも、ご自分をどんどん笑い飛ばしてしまいましょう!笑い飛ばすほど、ラクになりますよ。」

2席 ・落ちるなよ椿はげます受験生(アキちゃん)
3席  ・昔から妻ファーストで和を保ち(照井富治)

【お知らせ】
今週末の1月21日、土曜日の16時から、水野タケシが講師を務める「実践!!万能川柳」講座の1月期がスタートします。
場所は、東京は竹橋。毎日新聞のビルにある、毎日文化センターです。
全5回で、川柳づくりの基礎から川柳の句会まで、楽しく学べます。
今回は、伊藤園・お~いお茶の「新俳句」の勉強もします。
初めての方でも楽しめる雰囲気が自慢ですので、興味を持たれた方は勇気をもっていらしてください。人生変わりますよ!!
詳しいお問い合わせは、毎日文化センター、03-3213-4768までお願いします!!

【放送後記】
番組終了後、次の番組(とれたてランチBOX)を担当する「かおりん」こと藤田かおりさんと会話しました。
実は先日、かおりんから、名古屋の味という「台湾ラーメン」(寿がき屋)をいただいたのですが、
油断して食べたら、これが辛いのなんの!!脳味噌がカユくなる辛味は初めてです~。
かおりんに言ったら、「私は大好物なんですぅ~」とのこと。いや~、皆さんもぜひ一度お試し(?)ください∑(゚Д゚)ギクッ

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                                                                                        タケシ拝

◆1月25日放送分の内容です。

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                     AD桃佳さん、ピースサインもご用心!!

1月25日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/Eb-N3CluV_s 

【第4回万能川柳スター作家列伝】

北村鋭利庵さん(神戸)

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北村さんの110句は、毎日新聞のホームページ「仲畑流万能川柳」からご覧いただけます。
http://mainichi.jp/senryu/
音源はこちら……https://youtu.be/Eb-N3CluV_s 

【今週の一句】171句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・農園の敵は生きもの喰い荒らす(ラジゴ)
・小さい子あんな娘なのに嫉妬の目(平谷妙子)
・リスペクトしろと尊敬されぬ人(秦野てっちゃん)
・女房にお金と寿命管理され(やんちゃん)
・働き方改革まずは文科省(司会者=あさひろ)
・ひとこと吠える世界が動く(けんけん)
・大寒をものともしない猫の恋(不美子)
・霜柱ふみしめ足を遊ばせる(アキちゃん)
・僕イケメン イケナイメンになりました(春爺)
・ケータイが変えるロミオとジュリエット(恵庭弘)
・かすがいが親の介護で仲たがい(入り江わに)
・うっかりとVサインさえ出来ぬ世に(グランパ)
・ニコ生で中継してよラジ川も(喜術師)
・ああついにチェンジしちゃったオバマさん(荻笑)
・玉子にもパパ似ママ似があるのかな(キャサリン)
・文科省バレた大人のカンニング(東海島田宿)
・転んだら起きれぬような防寒着(のりりん)
・赤い紅たぶんおいらは殺される(どんぶらこ)
・くまさんの森に入れば翻訳家(離らっくす)
・四季がある愛しい女性(ひと)と移り行く(ミストラル)
・トランプで未来占うUSA(のんこ)
・鬼の目に涙がポロリポロポロリ(かたつむり)

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                      かたつむりさんの今朝のファクス

・汚染地を呆けて買ったかその値段(北の夢)
・平成も歴史になるか再来年(雷作)
・稀勢の里凱旋をする土俵上(フーマー)
・夫には安ものというブランド品(光ターン)
・一筋の涙が語る稀勢の里(六文銭)
・会長のハッピー視聴者アンハッピー(龍龍龍)
・「寒くない?」そっと肩抱き引き寄せる(パリっ子)
・聞こえない声を聞いてるひとり酒(夢見夢子)
・木に集い句会やってる雀たち(酔とぉよ)
・シャワーの音で興奮させる(ユリコ)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「今週は171句の投稿。有難うございます。ラジゴさん、その投稿フォームでOKですよ。来週からメールですね。さて今週のボツのツボ。ユリコさんの「伸びをすりゃいろんなトコから音が出る」。そうなんですちょっと油断すると、ポキポキ、ゴリゴリ、グリグリ、ピキピキ、プッ~!?」

・パソコンに負けて悔しや初手合い(鈴木紘一)
・金さんも病に勝てず桜散る(鵜野森マコピィ)
・トランプの大文字踊る各紙面(つや姫)
・ホカロンを体に貼って超合金(小波)
・放課後のささくれだった通学路(ただのおやじ)

本日の秀逸!赤い紅たぶんおいらは殺される(どんぶらこ)
2席 ・一筋の涙が語る稀勢の里(六文銭)
3席  ・聞こえない声を聞いてるひとり酒(夢見夢子)

☆タケシのヒント!
「どんな長編ドキュメンタリーも及ばないのが、稀勢の里の『一筋の涙』です。あの涙に、稀勢の里の心情が凝縮されています。たった五七五、十七音字の川柳がめざすのも、この『一筋の涙』。今週の秀逸、二席、三席の句は、十七音字を超えて素晴らしいドラマを見せてくれます。想像力を心地よく刺激してくれます。」

【お知らせ】
私が選者を務めている川柳コーナーといえば、この「ラジオ万能川柳」と、タウンニュースさがみはら南区版の「タケシの万能川柳」です。

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毎月、月末の最後の木曜日に発表ということで、明日発表があります。
「さがみはら南区版」にしか掲載されていないので、残念ながら中央区や緑区の方には紙面ではご覧いただけないのが残念ですが、相模大野の大野図書館には紙面が置いてありますので、ぜひ相模大野に行かれる機会にはご覧ください。
それから、タウンニュースのホームページでもご覧いただけます。
明日の朝10時くらいにはアップされていますので、ぜひご覧くださいませ!
「タケシの万能川柳」は、秀逸の方には毎月商品があります。
それから、毎年春に年間大賞と年間特別賞の表彰や懇親会も行っています。
ハガキはもちろん、インターネットでも投稿できますので、ぜひお気軽にご参加くださいませ。
 
【放送後記】
川柳だけでなく、イラストやメッセージなど、皆さんいろいろと送ってくださいます。
あさひろさんも私もそれを拝見するのも楽しみなのですが、今朝は大事なメッセージを紹介し忘れてしまいました!!ゴメンなさい!!
いつも温かい川柳とイラストをおおくりくださる、かたつむりさんがお誕生日でした!!
かたつむりさん、おめでとうございます!!楽しい一年になりますようお祈りしていますね!!
タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」 http://ameblo.jp/takeshi-0719/


郷愁の詩人 与謝蕪村 №45 [ことだま五七五]

付録 芭蕉私見 5 

                          詩人  萩原朔太郎  

雪かなしいつ大仏の瓦葺(かわらぶき)

 夢のように唐突であり、巨象のように大きな大仏殿。その建築の家屋の上に、雪がちらちら降ってるのである。この一つの景象は、芭蕉のイメージの中に彷徨(ほうこう)しているところの、果敢はかなく寂しい人生観や宿命観やを、或る象徴的なリリシズムで表象している。人工の建築物が偉大であるほど、逆に益々人間生活の果敢なさと悲しさを感ずるのである。

五月雨(さみだれ)や蚕(かいこ)わづらふ桑畑

 暗澹(あんたん)とした空の下で、蚕が病んでいるのである。空気は梅雨(つゆ)で重たくしめり、地上は一面の桑畑である。この句には或る象徴的な、沈痛で暗い宿命的の意味を持った暗示がある。

日の道や葵(あおい)かたむく五月雨(さつきあめ)

 曇暗どんあんの雲にかくれて、太陽の光も見えない夏の昼に、向日葵ひまわりはやはり日の道を追いながら、雨にしおれて傾いているのである。或る時間的なイメージを持っているところの、沈痛な魂の瞑想めいそうが感じられ、象徴味の深い俳句である。

凩(こがらし)に匂ひやつけし帰り花

 冬の北風が吹きすさんで庭の隅に、侘わびしい枯木の枝に咲いてる帰り花を見て、心のよるべない果敢なさと寂しさとを、しみじみ哀傷深く感じたのである。

山吹(やまぶき)や笠(かさ)に挿すべき枝の形なり

 ひとり行く旅の路傍に、床しくも可憐かれんに咲いてる山吹の花。それは漂泊の芭蕉の心に、或る純情な、涙ぐましい、幽玄な「あわれ」を感じさせた。この山吹は少女の象徴であるかも知れない。あるいは実景であるかも知れない。もし実景であるとすれば、少女の心情に似た優美の可憐さを、イマジスチックに心象しているのである。蕭条しょうじょうとした山野の中を、孤独に寂しく漂泊していた旅人芭蕉が、あわれ深く優美に咲いた野花を見て、「笠かさに挿すべき枝のなり」と愛いとおしんだ心こそ、リリシズムの最も純粋な表現である。

寂しさや華(はな)のあたりのあすならふ

「あすは檜(ひのき)の木とかや、谷の老木のいへることあり。きのふは夢と過ぎてあすは未いまだ来きたらず。生前一樽(いっそん)の楽しみの外ほか、明日は明日はと言ひ暮して、終に賢者のそしりを受けぬ。」という前書がついてる。初春の空に淡く咲くてふちょう、白夢のような侘しい花。それは目的もなく帰趨(きすう)もない、人生の虚無と果敢なさを表象しているものではないか。しかも季節は春であり、空には小鳥が鳴いてるのである。
  新古今集(しんこきんしゅう)の和歌は、亡(ほろ)び行く公卿(くげ)階級の悲哀と、その虚無的厭世感(えんせいかん)の底で歔欷(きょき)しているところの、艶(えん)に妖(あや)しく媚(なま)めかしいエロチシズムとを、暮春の空に匂におう霞(かすみ)のように、不思議なデカダンスの交響楽で匂わせている。即ち史家のいわゆる「幽玄体」なるものであるが、芭蕉は新古今集を深く学んで、巧みにこの幽玄体を自家に取り入れ、彼の俳句における特殊なリリシズムを創造した。前の「山吹やまぶきや」の句も、同様にその芭蕉幽玄体の一つである。


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №8 [ことだま五七五]

              読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆1月4日と11日放送分

                   川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2017年1月4日放送分の内容です。

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                    仕事始めの相模原。クルマの少ないこと!

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                       交通情報も上手になった桃佳AD

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       番組ではAD桃佳さんのお正月ライフもご紹介!!オジサンはびっくり!?

「ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281
1月4日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/S0OkB1YvMh0

【教えて!タケシ師匠】
「円楽にコツを聞きたい危機管理」で年末特番の秀逸を飾ったクッピーさんからのメッセージから話が広がって、川柳の「読み」に関しての話、17文字を超える句作りについてお送りしました。             https://youtu.be/S0OkB1YvMh0

【今週の一句】159句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・年の暮れ洒落で来たのか御中元(キャサリン)

☆あさひろさんのボツのツボ!
「新年最初のラジオ万能川柳。年末特番は300を超える投句があり嬉しい悲鳴。リスナーの方と電話でお話も出来、楽しい放送となりました。有難うございます。今週のボツのツボから『ボツ句だが捨てるに惜しく絵馬に書き』キャサリンさん。 本当に紹介出来ずに眠ってる名作がいっぱい!!」

・年金に色をつけてよ12月(初投句・うずまき君)
・フジカラー「旬(春)」のスターを先撮りネ(ミストラル)
・バラエティーの合間に唄う歌合戦(東海島田宿)
・「異常なし」すぐにテロップ出る異常(龍龍龍)
・今の子はスマホに縛られカワイソウ(恵庭 弘) (添削例)カワイソウ今の子供はスマホ漬け
・ヒットしてやたら聖地があちこちに(鵜野森マコピィ)
・豪快なイビキ旦那を信じます(やんちゃん)
・初日の出私をアップデートする(ユリコ)
・子が巣立ち最後の一個食べる母(入り江わに)
・ビールから熱燗にして越冬中(北の人)
・三が日終わったやっと彼が来る(酔とぉよ)
・年賀状やめて淋しいお正月(光ターン)
・あたふたと投句整理で歳が明け(あさひろ=司会者)
・お年玉タマに上げたがソッポむく(六文銭)
・一きかれ十しゃべっちゃう口のバカ(荻笑)
・年明けてあなたはキスをしましたか(どんぶらこ)
・飲み過ぎた顔で帰っていく夕陽(アキちゃん)
・君よりも歯が痛いときは歯医者さん(平谷妙子) (添削例)歯が痛いときは君より歯医者さん
・結婚は失敗致し米倉さん(秦野てっちゃん)
・これ以上何を望むか碧い空(けんけん)
・ラジ・サラ・トレ・オタ・お茶・ぬまづどれにする(パリっ子)                                          ※ラジオ川柳、サラリーマン川柳、トイレ川柳、オタク川柳
伊藤園(お~いお茶)新俳句、ぬまづ文芸                                                 
  ・お年玉出してようやく存在感(西宮のフーコー)
・ジャンボくじ外れ真面目に仕事する(グランパ)
・今日わたし勝負下着だとも言えず(北の夢) (添削例)今日わたし勝負下着ヨとも言えず

☆タケシのヒント!
「楽しい、色っぽい句です。こういうときは、とことん色っぽさにこだわりたいところです。たとえば「勝負下着だ」では、どことなく男性っぽいですね。「勝負下着ヨ」と女性らしく表現してみましょうか。17音字しかない短詩系だからこそ、一文字にこだわりたいものです。」

・同じ経験 記憶は違う(夢見夢子) (添削例)同じ経験 異なる記憶
・正月も休まず回る洗濯機(のりりん)
・賽銭でポイント貯まる愛宕山(フーマー)
・AIが川柳作る日は近い(クッピー)
・珊瑚婚形あるもの皆壊れ(ただのおやじ)
・グローバルという大風呂敷たたむ(りっちーZ)

本日の秀逸!・飲み過ぎた顔で帰っていく夕陽(アキちゃん)
2席・年明けてあなたはキスをしましたか(どんぶらこ)
3席 ・正月も休まず回る洗濯機(のりりん)

【お知らせ】
8-4.jpg今回は、川柳と俳句の入門書(私と神野紗希さんの共著)のご紹介です。
「これから始める俳句・川柳いちばんやさしい入門書」(池田書店)です。
1250円プラス税で、俳句と川柳が学べる非常にお得な本です。
実は、川柳と俳句、同時に学べる入門書というのは、今までな無かったんですね。
しかも、一番やさしい、というくらいですから、本当に基本のキホンから学べます。
「今年は、川柳、ちょっとやってみるか!」という方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
今回は、お正月ですから、私のサイン入りで2冊、この「これから始める俳句・川柳いちばんやさしい入門書」をプレゼントさせていただきます。
来週ご投句頂いた方からですので「入門書希望」とご住所をお書きになって、ぜひご投稿ください。たくさんのご応募お待ちしています。

【放送後記】
エフエムさがみが、4日から仕事始めということなので、「川柳の整理ができていないのでは」と心配して、いつもより1時間早くスタジオ入りしました。
ところが、さすがあさひろさん!「あたふたと投句整理で歳が明け」ということで、お正月もセッセセッセ!と皆さんの投稿を整理していてくれたのです。
あさひろさんの「ラジ川」愛にムネが熱くなりました!!
タケシ拝

◆1月11日放送分

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                  今期一番の寒波!雲まで凍る相模原の朝

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お年玉プレゼントの「これから始める俳句・川柳いちばんやさしい入門書」を持ってパチリ!

1月11日の再放送の音源は、こちらから! https://youtu.be/vKWrE8ktP44

【教えて!タケシ師匠】
ラジオ万能川柳、一人何句までの投句が理想なのでしょう?(のりりんさん)
回答はコチラから…… https://youtu.be/vKWrE8ktP44

【今週の一句】160句の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・ラジ川の特番テープ宝物(重田愛子)
・缶ビール振り振りマゴが持ってきた(秦野てっちゃん)
・東スポの想像力が素晴らしい(離らっくす)
・暑さ寒さもストレスになる(恵庭 弘)
・トランプの発言未来吉か凶(初投稿・ゴジラ)
・苦しくも楽しいときも人唄う(平谷妙子) (添削例)楽しくて唄い苦しくても唄い

☆あさひろさんのボツのツボ!
「ラジオ万能川柳。今週も160句の投稿あり。皆さんの創作意欲に脱帽!お願いです。投句の〆切を前日8時へ変更したいのですが・・。集計がアップアップなんです!今週のボツのツボ。『朗らかにおならをしている独り者』平谷妙子さん。他人のそれはイヤなのに何故か自分のは大変愛しいものです。」

・ママチャリにパパの愛情しめ飾り(東海島田宿)
・CMを踊るアポーに頼るアホ(入り江わに)
・トランプと気が合いそうな副総理(龍龍龍)
・指先でつぶやき世界をかき回す(司会者・あさひろ)
・成人式母のおさがりお振袖(アキちゃん) (添削例)母さんのおさがりを着て成人式
・目的地過ぎて指示出す妻のナビ(やんちゃん)
・桃佳ちゃんなかなかイケルお口とか(かたつむり)

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                    かたつむりさんからのファクス!

・「母ちゃんよ大間に越すぞ」「ハイあなた」(釣り人)
・夜景見る妻に飾った天使の輪(はるかなる)
・雪積り名画のようになった村(荻笑)
・アンタでも風邪をひくの?と驚かれ(のりりん)
・寒いネのあいさつは無い寒い国(北の人)
・50年妻の本性解りかけ(六文銭)
・放牧もいいね二人に飽きちゃった(酔とぉよ)
・今年こそなどと今年は思うまい(どんぶらこ)
・重箱で鰤と鰆がハイタッチ(ミストラル)
・近頃は回る寿司から走る寿司(グランパ)
・成人を思い知ったか逮捕劇(夢見夢子)
・フグ料理遅刻したから助かった(北の夢)

☆タケシのヒント!
「放送前の下読みから、直感的に、どこか引っかかっていた句。内容は面白いので、放送ではそのまま読んでしまったのですが、後で読み返してみると『フグ料理』→『遅刻して』→『助かった』と散文(普通の文章)的なのですね。語順を入れ替えて、意外性を出してみましょう。『遅刻して助かりましたフグ料理』」

・お年玉老後のために預金箱(キャサリン)
・あさひろとタケシを連れてトイレ行く(ユリコ)
・へそくりを埋めた鉢から花が咲く(かぎかっこ)
・腰湿布貼るとき指に目をつける(光ターン) (添削例)指に目をつけて背中に貼る湿布
・トヨタまでトランプ恐れ貢ぐ金(フーマー)
・爪切ってさあて今日から働くか(けんけん)
・帰省した孫の嬉しさ2日まで(鵜野森マコピィ)
・会合の理由は元号の社名(クッピー)
・違法でも反日ならば許す国(りっちーZ)
・思い出の岬に立ちて母を待つ(ただのおやじ)

本日の秀逸!・指先でつぶやき世界をかき回す(あさひろ)
2席・東スポの想像力が素晴らしい(離らっくす)
3席 ・ママチャリにパパの愛情しめ飾り(東海島田宿)

【お知らせ】
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」の昨年の11月16日に放送した第3回万能川柳スター作家列伝でご紹介した「水原節子さん」。                                                                         5-4.jpgその水原さんからお願いがあります!!
公益社団法人日本フィランソロピー協会で現在募集中の「第1回寄付川柳」です!!
「誰かを助けたい」「社会をより良くしたい」。
「寄付」は、温もりと活力ある社会づくりに欠かせない大切なお金。
そんな「寄付」にまつわる川柳です。
たとえば、「良いことがあったら寄付でお裾分け」、こんな川柳です。
賞金もありますので、ぜひご応募願います!
「寄付川柳」ホームページまでお願いします!!http://www.kohokyo.or.jp/kf/kifusenryu.html
○募集締切 2017年1月16日

【放送後記】
皆さんからの投稿を管理してくださっているのが、司会者でもあるあさひろさん。
もう感謝、感謝なのですが、そのあさひろさんから、投稿締切を前日朝8時までにできませんか?
とお申し出がありました。
これまでは当日の朝8時まで投稿を受け付けていたのですが、投稿数が増えすぎて、あさひろさんの負担になっていました。
というわけで、来週からは、前日の朝8時で投稿を締切らせていただきます。
もちろん、それ以降に届いた作品は、翌週に回しますので、ご安心ください!
これからも、ますますよろしくお願いいたします!!
タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。
ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」http://ameblo.jp/takeshi-0719/


日めくり汀女俳句 №120 [ことだま五七五]

 一月三十日~三十一日

                              俳句  中村汀女・文  中村一枝

一月三十日

寒灯や夜をいよいよの湯のあふれ
              「山粧ふ」 寒灯=冬
 なみなみと湯をたたえた浴槽に身体を沈めた時の満足感、湯舟の端から湯がこぼれていって、大げさに言って王侯気分というのも、満更ではない。風呂というのは、底の方に三十センチたまった湯につかっても決して気分のいいものではない。概して水は多目多目に使った方が気持がいい。しかし、節水の立場から言えばそういう水の使い方は一番ムタで
ある。わが家の水道使用量、人数に比して決して少なくない。限りある水を大切に、などという言葉に突き当るとあっ、いけないと思ううのだ。水に渇した事のない人間には本当の意味での水の大切さは分からない。

一月三十一日

ながれゆく水草もあり冬日暮る
               『春雪』 冬日=冬
 「モーパッサンの小説に『水の上』ってあったじゃない。あれ、私好きだった」
 汀女が遠くを見つめるまなざしで言ったことがある。汀女にとって水の上に帰ることはまさに故郷にもどることだったのだ。
 塘(とも)(堤)にはいつも父、平四郎専用の釣り舟がつながれていた。最初は舟べりに小さい胸をつけて水中をのぞいた。そのうち平四郎が釣り竿に餌をつけてくれた。「シャンコ、引いてるぞ」引きあげる糸の先には小さいたなごが引っかかった。その日から釣りは汀女の生涯の友となる。


猿若句会秀句選 №68 [ことだま五七五]

猿若句会特選句集 68 (2016年12月10日)

                                    猿若句会会亭  中村 信

  病む妻の外泊許可や年の暮   中村克久

  猪鍋や壁に古りたる火廼要慎   丸本 武

  柚子風呂に沈めば浮ぶ来し方が   柴田弘道

  可も不可も無き一年の年暮るる   内野和也

  失ひし耳環見出す初炬燵   花柳小春

  尻に火がつきそうになり賀状書く   宮島久代

  暮の街聖義を説くも無視さるる   中村呆信

  三四郎可哀は可愛漱石忌   高橋 均

  灯ともりてそれぞれの家聖夜かな   児玉竹子

◆猿若句会・十二月例会の特選句集です。例によって一句だけの短評から始めます。
[短評] 短評から始める一句をどれにしようかと今回も迷っています。前回とは異なった意味でです。今回は九句も掲句されています。久々に十二名が参会しました。しかもその十二名の全員が異なった特選句を選んだためです。克久・武・弘道の三氏がもう一句ずつ特選句に選ばれているためです(同一作句者の特選句がある場合は上点句のみを掲出する原則)。今回の句も一長一短がありそうなので、まず私が選んだ句から始めるのが流儀かもしれません。
  [猪鍋や壁に古りたる火迺要慎 武] 当日は確かに特選句に選びました。言い訳めきますが何か違和感はありました。その解明の前に当日、特選に選んだ事由から始めます。「猪鍋屋の壁に古びた<火迺要慎=火の用心>の貼札が貼ってあった」が句意になるでしょう。下町の古い名店に行った時に感じた既視感(デジャビュ)です。鰻屋・泥鰌屋・豆腐専門店、なんとなくそんな貼札があったように感じて共感しました。
読み直してみましょう。上五の「猪鍋や」切字であって、名詞の「猪鍋屋=牡丹鍋屋」ではありません。切字つきの「猪鍋」(三冬・生活)は季語になります。そして、意外と思われるかもしれませんが「火の用心」は同じく(三冬・生活)季語なのです。季重なりの場合、どちらかの季語が主役で二つ目は脇役の場合は何かと許されるとも云いますが、この句の場合は、どちらも主役になってしまいます。「猪鍋や」を貼札の貼られれていた店名(固有名詞)にするとか、貼られていた状況などで修辞するしかなかったでしょう。
なお、掲出できなかった特選句は[十二月聖堂掃除の新軍手 克久]、[散らぬ茶の花を侘びとも可憐とも 武][赤赤と一果を残し冬ざるる 弘道]の三句です。十二人が選んだ特選句が全員異なっていたことは自分も含めて皆の選句観が衰えたのか、会員の個性があり過ぎることになるでしょう。自戒を含めて本年こそは佳句づくりに励むとともに鑑賞能力の向上に努力していきたいと思います。
◆句会での特選以外の秀作・佳作については中村信のホームページ《あ》[ http://saruwakakukai.web.fc2.com]をご覧ください。(ただし、該当欄が一時的に更新不能のため、同「掲示板」投稿欄にて代替しています)


郷愁の詩人 与謝蕪村 №44 [ことだま五七五]

付録 芭蕉私見 4 

                                       詩人  萩原朔太郎 

雪かなしいつ大仏の瓦葺(かわらぶき)

 夢のように唐突であり、巨象のように大きな大仏殿。その建築の家屋の上に、雪がちらちら降ってるのである。この一つの景象は、芭蕉のイメージの中に彷徨(ほうこう)しているところの、果敢はかなく寂しい人生観や宿命観やを、或る象徴的なリリシズムで表象している。人工の建築物が偉大であるほど、逆に益々人間生活の果敢なさと悲しさを感ずるのである。

五月雨(さみだれ)や蚕(かいこ)わづらふ桑畑

 暗澹(あんたん)とした空の下で、蚕が病んでいるのである。空気は梅雨つゆで重たくしめり、地上は一面の桑畑である。この句には或る象徴的な、沈痛で暗い宿命的の意味を持った暗示がある。

日の道や葵(あおい)かたむく五月雨(さつきあめ)

 曇暗(どんあん)の雲にかくれて、太陽の光も見えない夏の昼に、向日葵(ひまわり)はやはり日の道を追いながら、雨にしおれて傾いているのである。或る時間的なイメージを持っているところの、沈痛な魂の瞑想(めいそう)が感じられ、象徴味の深い俳句である。

凩(こがらし)に匂ひやつけし帰り花

 冬の北風が吹きすさんで庭の隅に、侘(わび)しい枯木の枝に咲いてる帰り花を見て、心のよるべない果敢なさと寂しさとを、しみじみ哀傷深く感じたのである。

山吹(やまぶき)や笠(かさ)に挿すべき枝の形なり

 ひとり行く旅の路傍に、床しくも可憐(かれん)に咲いてる山吹の花。それは漂泊の芭蕉の心に、或る純情な、涙ぐましい、幽玄な「あわれ」を感じさせた。この山吹は少女の象徴であるかも知れない。あるいは実景であるかも知れない。もし実景であるとすれば、少女の心情に似た優美の可憐さを、イマジスチックに心象しているのである。蕭条しょうじょうとした山野の中を、孤独に寂しく漂泊していた旅人芭蕉が、あわれ深く優美に咲いた野花を見て、「笠かさに挿すべき枝のなり」と愛いとおしんだ心こそ、リリシズムの最も純粋な表現である。

寂しさや華はなのあたりのあすならふ

 「あすは檜(ひのき)の木とかや、谷の老木のいへることあり。きのふは夢と過ぎてあすは未(いま)だ来(き)たらず。生前一樽(いっそん)の楽しみの外(ほか)、明日は明日はと言ひ暮して、終に賢者のそしりを受けぬ。」という前書がついてる。初春の空に淡く咲くてふちょう、白夢のような侘しい花。それは目的もなく帰趨(きすう)もない、人生の虚無と果敢なさを表象しているものではないか。しかも季節は春であり、空には小鳥が鳴いてるのである。
  新古今集(しんこきんしゅう)の和歌は、亡(ほろ)び行く公卿(くげ)階級の悲哀と、その虚無的厭世感(えんせいかん)の底で歔欷(きょき)しているところの、艶(えん)に妖(あや)しく媚(なまめか)しいエロチシズムとを、暮春の空に匂(にお)う霞(かすみ)のように、不思議なデカダンスの交響楽で匂わせている。即ち史家のいわゆる「幽玄体」なるものであるが、芭蕉は新古今集を深く学んで、巧みにこの幽玄体を自家に取り入れ、彼の俳句における特殊なリリシズムを創造した。前の「山吹(やまぶき)や」の句も、同様にその芭蕉幽玄体の一つである。

『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫


読む「ラジオ万能川柳」プレミアム №7 [ことだま五七五]

                読む「ラジオ万能川柳」プレミアム☆12月21日放送分

                                  川柳家・コピーライター  水野タケシ

川柳家・水野タケシがパーソナリティーをつとめる、読んで楽しむ・聴いて楽しむ・創って楽しむ。エフエムさがみの「ラジオ万能川柳」、2016年12月21日放送分の内容です。

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                         年用意が進む街の中

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                  大学生AD桃佳も久しぶりに自撮りに参加!!

ラジオ万能川柳」は、エフエムさがみの朝の顔、竹中通義さん(柳名・あさひろ)がキャスターをつとめる情報番組「モーニングワイド」で、毎週水曜日9時5分から放送しています。
エフエムさがみ「ラジオ万能川柳」のホームページは、こちらから!
http://fm839.com/program/p00000281

12月21日の再放送の音源は、こちらから!https://youtu.be/BbNotSOZ95Y

【教えて!タケシ師匠】
「句のかなにカギカッコや、びっくりマーク、♪のマークなど入れるのはどうなのでしょう?」(相模原市南区・六文銭さん)
答えは、こちらの音源からどうぞ!https://youtu.be/BbNotSOZ95Y

【今週の一句】過去最高205句!!の投句がありました!! たくさんのご投句ありがとうございます!!           (みなさんの川柳) ◎が秀逸、敬称略)
・家計簿を覗いて逃げた貧乏神(秦野てっちゃん)
・プーチンちゃん呼ばれるあの娘遅れ癖(アキちゃん)
・冬だからずっと私を見てる犬(平谷妙子)

☆あさひろさんの「ボツのツボ」
「風邪がはやってます!お気をつけ下さい。そこでボツのツボは「あの人に逢えばこの風邪治るのに」平谷妙子さん。あの人とは医者?違いますよね。」

・玉手箱開けなくたって「あっ」ちゅう間(荻笑)
・旦那には見せぬ別腹別財布(やんちゃん)
・駆け付けて先ず3杯という平和(雷作)
・湯けむりが濃すぎて見えぬ島四島(六文銭)
・湯上がりの妻見失う美人の湯(龍龍龍)
・18で全て分かった気になるな(恵庭弘)
・寒い日は鍋に熱燗そして妻(光ターン)
・十二支にトレード相手探す猫(北の夢)
・年の暮れ豊洲の市場セリに出す(キャサリン)
・子が帰省オンナ切り替えハハをする(酔とぉよ)
・解散に夜空のムコウから涙(けんけん)
・この空が戦禍の街に続いてる(入り和わに)
・追う方も追われる方も年の暮れ(大釜洋志=初投稿)
・寒くなりネコに抱きつき嫌がられ(東林間ひろぴぃ)
・娘の名前目立ちたいなら〇〇子(夢見夢子)
・容赦なくケーキのサンタ真っ二つ(ユリコ)
・牡蠣喰えばベルが鳴るなり街中に(パリっ子) (添削)牡蠣喰えばベルが鳴るなりパリの街
・日本なら島を返すと言いそうだ(どんぶらこ)
・多忙だというが飲み会休まない(グランパ)
・一日を大事にすれば疲れ果て(北の人)
・どこがどう引き分けなのか安倍プーチン(あさひろ=司会者)
・たこ焼きってカリとろ熱くしゃべれない(ミストラル)
・第一歩聞けば聞くほど遠い道(西宮のフーコー)
・食事中「尿」を連呼のワイドショー(のりりん)
・なんとまあ口のうまい都知事でしょ(東海島田宿) (添削)なんとまあ口の上手な都知事でしょ
・あんれまぁ夕べかぼちゃを食べちゃった(かたつむり) ※この日は、冬至

☆タケシのヒント!
「放送中、あさひろさんも言われていましたが、上五の「あんれまぁ」という、くだけた日常語が実に効果的。耳に残る表現=言葉です。これは活字ではない、ラジオの川柳ならではですね。ラジオ用の川柳の場合は、ぜひ音読しながら作句してみてください。」

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                  かたつむりさんの今朝のファクス。あったかそう!

・振り返りゃまあいい年かこの一年(クッピー)
・寝転べば孫がかぶさる温かさ(ただのおやじ)
・許さないけれど謝罪は要求し(りっちーZ)

本日の秀逸!湯けむりが濃すぎて見えぬ島四島(六文銭)
2席・追う方も追われる方も年の暮れ(大釜洋志)
3席 ・食事中「尿」を連呼のワイドショー(のりりん)

【お知らせ】                                                                        毎日新聞朝の顔「仲畑流万能川柳」。その交流誌が「仲畑流万能川柳ファンブック」。
春夏秋冬、年間4回発行していて、編集長は水野タケシが務めています。
そのファンブックの93号が、昨年12月の初旬に発行されました。

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内容は、川柳の達人を紹介する「ヒットメーカー対談」!!
また、川柳上達への近道「万柳(まんりゅう)道場」!!
その他、日本全国各地の川柳情報満載の「お便り」など。
私の顔写真もたくさん出てきますよ!!

笑って読み進むうちに、しぜんと川柳が上手くなる万能川柳ファンブック、どうぞよろしくお願いいたします!!

◎万能川柳ファンブック93号は1200円です。
電話でのお問い合わせは、毎日新聞「万柳(まんりゅう)クラブ」事務局
03-3212-2349までどずうぞ!

【放送後記】                                                                        けんけんさんからうれしいメッセージを頂きました。

「ラジオ万能川柳がスタートしたのが6月18日。投句は22句でした。ちょうど6カ月が過ぎました。あの頃が懐かしいです。今や看板コーナーですね。水曜日が楽しみです」

けんけんさん、ありがとうございます!けんけんさんはじめ、皆さんにさらにお楽しみいただけるよう、今年も頑張ります。ますますよろしくお願いいたします!!       

タケシ拝

◆2916年12月28日は3時間の年末特番「そこで一句!川柳でふりかえるこの一年」を放送しました。
その2部で全国の皆さんから投稿いただいた「今年の世相を斬る句」「あなたの一年をふりかえる句」をご紹介します。

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            「BOX」の人気パーソナリティ・藤田かおり(かおりん)も参加!

【今週の一句】301句!!過去最高の投句がありました!!たくさんのご投句ありがとうございます!!
(みなさんの川柳) (敬称略)
・再デビューネットラジオにミストラル(ミストラル)
・働いて産んで入れぬ保育園(入り江わに)
・悲しみを思い出に変え一歩ずつ(ただのおやじ)
・受験生また受験生年の暮れ(初投稿?石川綾乃)
・年の瀬も頭の中はお正月(キャサリン)
・あの国が領土を返すはずがない(恵庭弘)
・リオの歓声 テロの爆音(荻笑)
・耕して初大根にキスをする(鈴木紘一)
・安倍外交思い込みのみ強かりき(田原伸夫)
・ドローンと消えてしまったジャンボクジ(山﨑まさ子)
・公用車豊洲行かずに湯河原へ(山﨑常雄)
・もしかして二マタ愛も二刀流(照井富治)
・この一年生きてただけでよしとする(グランパ)
・なんやかや言って観ている歌合戦(秦野てっちゃん)
・サル年のされど目立たず去って行く(東林間ひろぴぃ)
・小池さん清涼剤で終わらんで(龍龍龍)
・正月を前に越後の寒い夜(あかえたか)
・一年で一句秀逸上出来だ(六文銭)
・野の鳥はピースピースと鳴いている(平谷妙子)
・失恋のリハビリとなる次の恋(北の人)
・お歳暮を贈り文春黙らせる(離らっくす)
・一分で世界を掴むピコ太郎(やんちゃん)
・ラジ川とタウンで悩む愉しさよ(鵜野森マコピィ)
・災害の猛威去らずのサルの年(フーマー)
・スーパームーン貴方の笑顔には勝てず(パリっ子)
・情報が漏れて我が家に来ない詐欺(のりりん)
・世界中平和に年を越せたなら(光ターン)
・忘年会呼んであげたいヒラリーさん(喜術師)
・呼ばれても振り返りづらい二重あご(なごみ)
・民意だが何かあぶない世へ向かう(雷作)
・賞よりはライブ優先ボブディラン(梶原清介)
・キャラバンを夫婦で楽しみ腰痛に(初投稿・ポテコ)
※番組パーソナリティー・かおりんさんの大ファンで、エフエムさがみの20周年ラジオキャラバンに参加した時の句

・花道を最後に付き合う思いやり(西宮のフーコー) ※オバマさんと安倍さん
・除夜の鐘うるさいだけとは世も末じゃ(かたつむり)
・我が家ではピコ太郎より恋ダンス(りっちーZ)
・古希元気女も泣かす齢の暮(どんぶらこ)
・暴力のニュースだんだん耳慣れる(夢見夢子)
・巨泉逝き昭和の時代スギチョビレ(北の夢)
・終わったねでもすぐに来る水曜日(けんけん)
・円楽にコツを聞きたい危機管理(クッピー)
・予想はずれた昇太・トランプ(東海島田宿)
・退位ってすぐにできないものなのネ(ユリコ)
・警護隊親は眠れているかしら(酔とぉよ)
・幸せは忘れたままの非常食(アキちゃん)
・3時間録音テープスタンバイ(初投稿・重田愛子)
・一句ならきっと字余りこの一年(かぎかっこ)
・ドロンとは昔は忍者今カメラ(初投稿・ツルピツカン)

◎今日の一句!円楽にコツを聞きたい危機管理(クッピー)

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                相模原の銘店、豊国屋さんの逸品をプレゼント!!

2席 野の鳥はピースピースと鳴いている(平谷妙子)

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                      中畑さんサイン本をプレゼント!
平谷さんにはお電話もしました!!平谷さん、ありがとうございます!!

3席 正月を前に越後の寒い夜(あかえたか)

○かおりんの今年の一句
・羽ばたくぞロスから私はロンドンへ
※ましゃ(福山雅治)ロスだったかおりん。いまは、イギリスの俳優・コリンファースに夢中!!

○あさひろさんの今年の一句
・見上げればマイクの向こうにタカオサン                                                

※エフエムさがみでインタビューをしたこともある永六輔さんを詠んだ句。
永さんの本名は孝雄’たかお)さん。スタジオから見える、高尾山にかけて。

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              スタジオから見える山並み。右に小さく高尾山

○タケシの今年の一句
・被災地はいつ被災地じゃなくなるの

【放送後記】
初めての年末特番「そこで一句!川柳でふりかえるこの一年」、お楽しみいただけましたでしょうか。
年末特番ということで、相模原の逸品「豊国屋」さんにギフトセットをご提供いただきました。
豊国屋さん本当にありがとうございます。
また、投句者の平谷妙子さんにお電話をつなぎました。
平谷さんもありがとうございました。
1月は4日から「ラジオ万能川柳」スタートいたします。
年末特番に負けずに、熱いご投稿をお待ちしています!!

タケシ拝

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水野タケシ(みずの・たけし)
1965年生まれ。コピーライター、川柳家。東京都出身。                                            ブログ「水野タケシの超万能川柳!!」http://ameblo.jp/takeshi-0719/


日めくり汀女俳句 №119 [ことだま五七五]

十二月二十七日~十二月二十九日

                               俳句  中村汀女・文  中村一枝 

十二月二十七日

母に似る山茶花に歩を進むれば
         『芽木威あり』 山茶花=冬

  汀女の生きている頃の下北沢の家は、暮れから正月にかけて目の回るような忙しさと慌ただしさだった。そばにいた義姉や義妹はさぞ大変だったろう。大晦日ぎりぎりになって、思い出したように身のまわりの片付けを始めるのも恒例。納戸に積まれたお歳暮を「好きな物を持って行きなさい」と汀女は言う。何も手伝いせずにこんな時だけ欲しい物をも貰うのは気がひけた。玄関を出ようとすると、ばたばたと駆けてきて、「ちょっとメロンがあるのよ。持って行きなさい」。言い方はいつも命令調だった。

十二月二十八日

遮断機に誰も一列年暮るる
           「山粧ふ」 年暮る=冬

 正月料理の中でも、黒豆は私の得意品目。
 三十年以上前の、そこの所だけ茶色いしみと手ずれでぼろぼろになったノートを引っ張り出し、その年々の覚え書きをみる。今年は二十七日に水につけたが、もう一日早い方がいいとか、水が多過ぎて味が薄過ぎる、とか、毎年違う所が素人の面白さ。二、三年前から藁灰であくをとる方法を友人から教わった。この方が上品で薄味、気に入っている。
 二十年越の黒豆得意というのが何人かいて、それぞれ楽しみに待っていてくれる。持って行ったり、宅急便で出したり、これも又年の幕の忙しさの中の楽しみである。

十二月二十九日

有人(ゆくひと)に歳末の街楽(がく)変り
              『春雪』 歳末=冬

 あと三日で二十世紀も終わる。新しい世紀に何が起きるのか、やっぱり少しでも長く生きて世の移り変わりを見てみたいという気持ち、同時に、これ以上悲惨で残酷な事件や出来事は見たくないという気持ちも強い。
 今の若者は理解し難いという声もある。事件が起きる度に、戦後の精神教育の不毛を欺く声もあがる。でも私が若者のとき、戦後のアプレゲールと言われた世代だ。そんな立派なものじゃなかった。楽をして済むならそう したいと思い、大人なんて判らずやのうるさい存在と思った。大人になりたくなかった。それでも、やっぱり大人にはなってしまった。

『日めくり対女俳句』 邑書林


郷愁の詩人 与謝蕪村 №43 [ことだま五七五]

 付録 芭蕉私見 3 

                                       詩人  萩原朔太郎

 芭蕉のイデアした哲学は、多分に仏教や老荘(ろうそう)の思想を受けている。「古池や蛙かわずとびこむ水の音」の句境の如く、彼は静の中にある動、寂(じゃく)の中にある生を見つめて、自然と人生における本質的実在を探ろうとした。そこで「実在」をリアルと訳する意味で、芭蕉は真のリアリズムの詩人であった。しかし彼のリアリズムは、決して単なる知性的冷静の観照主義ではなかった。反対に彼は、人間性の普遍な悲しみを体験して、本質に宗教的なモラルを持ったところの、真のヒューマニストの詩人であった。以下読者と共に、芭蕉俳句におけるこの人間性の悲哀と、ヒューマニズムの詩情するところを見よう。

  秋ふかき隣となりは何をする人ぞ
  秋さびし手毎(てごと)にむけや瓜(うり)茄子(なすび)

 芭蕉の心が傷(いた)んだものは、大宇宙の中に生存して孤独に弱々しく震(ふる)えながら、葦(あし)のように生活している人間の果敢(はかな)さと悲しさだった。一つの小さな家の中で、手毎に瓜の皮をむいてる人々は、一人一人に自己の悲しみを持ってるのである。そしてこの悲しみこそ、無限の時空の中に生きて、有限の果敢ない生活をするところの、孤独な寂しい人間共の悲しみである。それは動物の本能的な悲哀のように、語るすべもなく訴えるすべもない。ただ寄り集って手を握り、互(たがい)に人の悲しみを感じながら、憐(あわ)れに沈黙する外(ほか)はないのである。見よ。秋深き自然の下(もと)に、見も知らぬ隣人が生活している。そしてこの隣人の悲しみこそ、それ自ら人類一般の悲しみであり、併せてまた芭蕉自身の悲哀なのだ。

  塚も動け我が泣く声は秋の風

 芭蕉の悲哀は、宇宙の無限大なコスモスに通じている。蕭条(しょうじょう)たる秋風の音は、それ自(みずか)ら芭蕉の心霊の声であり、よるべもなく救いもない、虚無の寂しさを引き裂くところの叫である。釈迦(しゃか)はその同じ虚無の寂しさから、森林に入って出家し、遂に人類救済の悟道に入った。芭蕉もまた仏陀(ぶっだ)と共に、隣人の悲しみを我身に悲しみ、友人の死を宇宙に絶叫して悲しみ嘆いた。しかし詩人であるところの芭蕉は、救世主として世に立つ代りに、万人の悲しみを心にはぐくみ、悲しみの中に詩美を求めて、無限の寂しい旅を漂泊し続けた。

  笠島(かさじま)はいづこ五月(さつき)の泥濘(ぬかり)道

 芭蕉の行く旅の空には、いつも長雨が降りつづき、道は泥濘(でいねい)にぬかっていた。前途は遠く永遠であり、日は空に薄曇っていた。

  死にもせぬ旅寝の果(はて)よ秋の暮
  枯枝に鴉(からす)の止(とま)りけり秋の暮

 曠野(こうや)の果に行きくれても、芭蕉はその「寂しおり」の杖つえを離さなかった。枯枝に止った一羽の烏からすは、彼の心の影像であり、ふと止り木に足を留めた、漂泊者の黒い凍りついたイメージだった。

  何にこの師走(しわす)の市へ行く鴉(からす)

 年暮れて冬寒く、群鴉(ぐんあ)何の行く所ぞ! 魂の家郷を持たない芭蕉。永遠の漂泊者である芭蕉が、雪近い冬の空を、鳴き叫んで飛び交いながら、町を指して羽ばたき行く鴉を見て、心に思ったことは、一つの「絶叫」に似た悲哀であったろう。芭蕉と同じく、魂の家郷を持たなかった永遠の漂泊者、悲しい独逸の詩人ニイチェは歌っている。

  鴉等らは鳴き叫び
  翼を切りて町へ飛び行く。
  やがては雪も降り来きたらむ――
  今尚(なお)、家郷あるものは幸ひなる哉(かな)。

 東も西も、畢竟(ひっきょう)詩人の嘆くところは一つであり、抒情詩の尽きるテーマは同じである。

『郷愁の詩人与謝蕪村』 青空文庫


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