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日めくり汀女俳句 №21 [ことだま五七五]

二月二十八日~二月二十九日

                  俳句  中村汀女・文  中村一枝

二月二十八日
シクラメンはシクラメンのみかなしけれ
            『春雪』 シクラメン=春
 「ピーナッツ」の作者シュルツさんが亡くなって妙にさびしい。
 二十年以上前、漫画の中のスヌーピーと呼ぶピーグル犬の縫いぐるみが大人気で娘も持っていた。素っとぼけて、強情で、一筋縄では行かないスヌーピーのキャラクターはピーグル犬そのままだ。
 わが家のアニは二代目ピーグル。胴長、お腹のまるい体型、表情豊かな目、ユーモラスなどーグル犬が「ピーナッツ」の発想に貢献したのかな。私はチャーリーブラウンよろしく犬を引きまわし、引きまわされそしてちょっぴり犬にばかにされている。

二月二十九日
いつしかに春の星出てわれに添ひ
         『汀女句集』 春の星=春
 二月も終わりになると受験も少しずつ片がっいてくる。結果がはっきり出たものも、次を期待して満を持すものも、一段落という気分。受験の始まりは厳寒のさなかであった。
一カ月を経て空気がゆるんできている。そのなごみが伝わってくる。
 九月新学期案というのが以前から話題になっている。それはそれでメリットがあるのだろうが、真冬の受験という厳しい現実の後に雪解けがきて、柔らかな温もりが肌に感じられたとき、長い戦いが終わるこの構図。ドラマの舞台としては似合っている。

『日めくり汀女俳句』 邑書林

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